表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/57

第7話 お外怖え超怖えぇ…

 次の日、フリーイラストを散々探して、ろくに無くて諦めた俺は、名前を適当にモンスターをA,B,C…マジックをa,b,c…と振ってとりあえず完成したことにした。


 色で分けてすらいないから本当に最低限の要素しかないけど、まあちょっと試して反応を見る分にはこのぐらいのが良いだろ…多分。


 とりあえず印刷しないと。コンビニで印刷するには…っとネットからデータを登録しておけるんだな。パパッとデータを登録して行くことにする。家にプリンター無いか聞くのは無かった時が怖いので聞いてない。


 忍び足で部屋を出る。妹は自室に居るみたいだしすぐに行って帰ってくれば大丈夫そう。


 そう思って俺は家を出た。


――――――――――――――――――――――――


「ねえねえおにーさん♡アタシ達と遊ぼーよ。」


…家出て1分しない内に大学生ぐらい?の3人集団に絡まれた。フードを目深に被ってたんだけどダメみたいですね。


「ほら、おにーさん行くよー♡」

「いや、ちょっまっ!」


 力つっよ!いやまじで拉致される!なんでこんなに力強いんだよ!…あっこれ無理だわ。終わったな俺。


 ずるずると引っ張られながらそう思ってたら、背後から俺を引っ張る大学生達の肩を掴む手が、


「警察です。署までよろしいですか?」

「あっ…」


 大学生達は固まる。助かった!本当に良かった…


 そのまま大学生達はパトカーに乗せられ警察署に連行されてった。俺はというと後からきたもう一台のパトカーに送迎されることになった。まあすぐ側なんだが。家に着いたら妹にめちゃくちゃ泣きつかれた、そして怒られた。


 本当に自分の認識が甘すぎたんだと思う。それで妹にコンビニ印刷を頼んだら、


「おにい、あのPCに印刷機能ついてるよ。」

「え?」


 俺は本当に馬鹿だったようだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ