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異世界に行くためにするべき行動!

このくだらない世界から、抜け出して違う世界に行きたいと思った人は、俺以外にもいるかもしれない。


世間一般的には、そんな現実味のないことを考えているだけで蔑まれることだってあるだろう。 

まだそんな夢物語を抱いているのか?と呆れられることも多くある。

だから普通は、隠すものなんだ。


 

「だからこそ、俺はずっと隠し続けているんだよ!龍斗とは、違ってな!」


「たしかにおまえは、そのつもりなのかもしれない(これで自覚が無いところが、逆にすごいよ)だが、公共の場で、あそこまで曝け出したら隠してるとは、思えないんだが‥‥」


親友であり、同志である。寺崎 蓮太郎は、自称健全な一般的な高校生だと自分では、おもっているのだが、あまりに周りを気にしないから、性癖を隠す気が無いとおもうほどだ。

蓮太郎は、困ったやつだ、主人公である綾乃 龍斗よりも、目立っているのである。

それもこんな序盤から、まるで我ことが、実は本物の主人公なんだ!とでも言いたげに‥‥。





「おい」



「昨日のこと覚えてるか?」



「異世界いきたくないか?」

わけがわからないまでは、行かないがとりあえず一言で言うと、俺もいきたいっす!

「まぁ昨日のことがきっかけで、このはなしを持ちかけたんだろ」


「もちろん!」

何故こんな話になったのかそうと、何故、龍斗たちがこの様な話をすることになったのかというと、

それは昨日のことである....チャイムが鳴り昼休みになった。

「りゅーとー飯食おうぜー!」

そんなフランクな感じに話しかけてくるのは、親友の蓮太郎である。

「おう!このあと体育だからなー」

「早く食べないとな」

喋りながらお弁当を広げて蓮太郎と飯を食おうと思って椅子を移動させていた

、なにか廊下の方が慌ただしいのに気がついた。気になった龍斗は、廊下に出てみたのだが、

それもその通りであるこの光景は、月に一度の恒例行事となっているのである。要はいつものことだからみんな慣れてしまったらしい。


廊下には二人の男子生徒が、深刻な顔をして話している。

 

「ほんとに....やるのか?」


「当たり前だろ!新藤おまえは異世界に行きたくないのか?」

 

「い、行きたいけど......幾らなんでもやりすぎではないかな」

 

「どこがだ?」

 

「決まってるだろー屋上から飛び降りることだよ」



あの二人組は、この学校の二大有名人と言われている。

一人は、気が弱くいつも弱気だがスイッチが入ると手が付けられなくなるといわれている二年の新藤義明だ。

もう一人はもっと厄介である。二年の坂下小次郎こいつは、常に手が付けられない。いつも異世界のことばかり考えて、思いついたことをすぐ行動に移そうとする。所謂、異世界バカだ。



そこには俺の親友である成田正和がいたので話しかけることにした「おーい!正和、これはいったいどういう状況だ?」


「おう龍斗か!」


「いや、俺もいま来たところなんだけどな、まぁいつも通りのあれだよ」

正和は、苦笑交じりの顔で、どうでもいいと言いたげに説明してくれる。



「どうやら今回は屋上から飛ぼうとしてるらしい」


「は?」


 俺はつい呆けた顔をして、なにいってるんだ?という顔をしていた。過去にも様々な問題を起こしてきた二人組だが、今回は、もう限度を越えていた。

「どういうことだ?」とりあえず聞いてみるが嫌な予感しかしない。


「まぁ簡単に言うとだな」


「異世界に行きたいから屋上から飛び降りるって話になったらしい」


「どうやったらそんなわけのわからない話になる?」

何を考えているのか訳が分からなかったが少し興味がわいている自分がいた。



「さーな、そんなのわかるわけないだろ!あの二人組が何考えてるのかなんて」


確かにその通りなのだが、正和のこのあまりにも投げやりな言い方からして、関わりたくないという感情が伝わってきた。


「それもそうだな! じゃあちょっといってくるわ」



事実を言うとあの二人には、かなり興味があったのだ(ここだけの話)昔の自分を見ているようだったので少し親近感が湧いていたのである。 そういうことなので、少し様子を近くで見にいこうと龍斗は、考えていた。


すると正和は、龍斗の考えていることに気づいていたようで


「やっぱり行くんだな気をつけろよ、 あいつらの聞く噂って悪い噂しか聞かないから、まぁお前も昔はあんなだったし問題ないな。」


「その様子だとついてきてはくれないみたいだが、あと余計なこと言わなくていい!!」



正和とは、中学生の時からの付き合いなので何を考えているのかは、簡単に気づかれるのである。もちろん龍斗の異世界好きだったことも知っている。


「当たり前だろ、 あいつらと関わると禄なことが起きない気がするからな、あいつらに対抗できるのはお前くらいだよ」クスッと笑いながら言う正和に対し龍斗は羞恥心でいっぱいだった。


「うぅ、もう過去のことはいいだろー」


過去の黒歴史を、掘り返されるのは、かなり精神的ダメージは、大きく少し身悶えそうになる。




「......それで本当について来ないのか?」



「悪いが今回は、付き合えないな 面倒事は、ごめんだ」面倒くさがりの正和らしい言葉だった。


「仕方ないか、じゃあひとりでいってくるわ!」


少し不安もあるが興味の方が大きいので、臆することなく近づいてみる。つもりなのでが....。


んー、近づいてみたのはいいが、喋りかけづらいなーと思いながら歩み寄ってみると、近くにいた女子生徒と目があった。しばらく見惚れてしまった。



ハッと我に返った時には、二人組のひとりにジトッとした目で見られていたので、居た堪れない気持ちになりながらも、とりあえず話しかけてみる。


「さっきから何やってんだ?」


平静を装いながら聞いてみる。


「見ての通り、異世界に行くためのプランを立てているところだ。」


自信満々に言っているようだが聞いているこちらが、恥ずかしくなってくるようなセリフだが、どうやら本気で言っているようなので、驚きを隠せなかった龍斗は、息を呑んだ。


「....それは、どういうプランなんだ。」



「それはだな、学校のグラウンドに巨大魔法陣を書くんだよ!!」

「 そしてそこ目掛けてダイブするんだー!」

自信満々で説明してくる。それもめっちゃグイグイ迫ってくる。


「お前ら、冗談‥‥だよ‥な?」


とくに何も考えず書いたので、ごめんなさい

かなり酷いものになっています


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