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悪者は誰…?(3)


じゃあお茶とってくるね。


姉は笑みを浮かべてキッチンへ向かった。


「どうしたんだよ、顔色悪いぞ。」

「だっ大丈夫だよ…。」


彼は僕を心配そうに見つめている。


「俺、帰ったほうがいい…か?」

「大丈夫だってば!!…ね?」


震える手を押さえ彼に笑顔を向けた。


「そうか。」

「うん。」


「…っで?私の未来の彼氏に何のよう?」


お茶を持って帰ってきた姉が彼の隣に座り腕を組みながら口を開いたのだ。


「なっ何言ってるんですか?」

「何ってわかってないの?あんたの事、私はまるまるわかってるけど?」


僕はドキッとした。目の前に座っているふたりを見ることなんてできなかった。すると…


「あの、放していただいてもいいですか?今日は帰ります。」


彼はいきなり姉を振りほどき玄関に向かった。


「ちょっと!?」


姉は戸惑いを隠せない。


「ごめんなさい。人の心をバカにするやつとは付き合えません。残念です。今日はお呼びいただきありがとうございます。じゃ、また学校でな!」


彼は僕の頭をぐしゃっとして帰っていった。


僕は玄関にへ走って向かった。


「ごめん。」

「何謝ってんだよ、また明日な。ほら、そんな泣き顔でいうなよ。」

「うん。また…明日…。」


僕はこの日また彼の優しさに助けられたのだ。


これ抜いてラスト2話ぐらいです!

もう少しお付き合いくださいペコリ((。´・ω・)。´_ _))


閲覧ありがとうございます!

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