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第八十六話 一緒にいたいのです

部屋の中で身構える宦官二人。

その態勢はそれぞれ違ってはいたが、深夜の訪問者への警戒は同じものだった。



「お休みのところを申し訳ありません、安林山様。」



再び聞こえた男の声。

部屋のあるじを呼びかける内容。




「・・・どちら様ですか?」



それに琥珀が答えた。

普段と変わらぬ冷静なものだったが、確かめるような声色。

こんな時でも落ち着いて対処ができるのだと、空飛を感心させるほどのもの。

そんな琥珀の声に、戸口の外にいる訪問者は驚いた声をあげた。



「もしやあなた様は-----王、琥珀殿ではありませんか?」

「!?・・・・その通りですがーーー貴殿はもしや・・・・!?」



そう言うと、なんの躊躇もなく入り口をあける友人。


「ちょっと琥珀!?」


あまりにもあっさりと開けたので、空飛は小さく叫んでから言った。



「不用心ですよ!!は、早く閉めー!!」

「大丈夫。林山の話にも出てきた紅嘉の養い親だよ。」

「え?」



戸を半開きにして、こちらを見返す顔は笑顔。

あっけにとられつつも、



(紅嘉の養い親?)



突然発せられた単語に困惑した。


聞き覚えのある名前。

最近聞いたことのある名前。



(紅嘉って確か、林山に----・・・)



自分が一番心配している親友に関係していた名前だった記憶があった。

それを空飛が思い出そうと必死になっている間に、もう一人の親友はその養い親を部屋の中に招き入れていた。



「これは王琥珀様!」

「やはり、魏忠殿でしたか。」



そんな挨拶をしながら部屋に入ってきたのは中肉中背の男。

空飛が初めて見る相手だった。



「紹介しよう、空飛。彼が魏忠殿。紅嘉の養い親の方だよ。」

「え?」

「あ、これはこれは。お初にお目にかかります。魏忠と申します。」


琥珀の紹介を受け、丁寧にあいさつをする男。

それにつられて空飛も挨拶した。



「あ、はい!はじめまして。私は張空飛と申します!」

「存じています。安林山様のご友人でございますね。」

「ええ、はい・・・。」


ニコニコ言う相手に、空飛も作り笑いで答える。


「そういえば、あれから紅嘉はいかがですか?」

「ええ。あの後、安様に少し遊んでもらったのが嬉しかったみたいで!あんなに嬉しそうな顔を見たのは久しぶりですよ。」

「そうですか。それはようございましたね。」

「つきましては・・・真夜中に失礼とは思ったのですが、お詫びを・・・」

「お気遣いなさらないでください。あれは、魏忠殿の責任ではございません。」

「ですが、紅嘉の・・・あの子の不始末は親である私の責任です。」

「その点に関しては、林山も気にしないと言っていました。どうぞ、御心を痛めないでください。」

「ありがとうございます・・・!本当に、命を助けて頂いたばかりか、そのようなお心遣いを・・・!」

「それは、林山に言ってやってください。もっとも、本人がそのことを気にしているとは思えませんので、笑い飛ばすかもしれませんがー・・・ああいう性格ですので、その点はわかってください。」

「ええ、ええ!それはもう・・・!本当に・・・素晴らしい方ですよ、安林山様は・・・!」

「あの~・・・」

「はい?」

「どうしたんだい、空飛?」


自分をそっちのけで、紅嘉のことで盛り上がる二人。

少しさびしくはあったが、それ以上にある感情が空飛の中にあった。



紅嘉というもののこと。



(思い出した・・・!)



穏やかな会話を繰り替え不男二人の前で。



(紅嘉って確か、林山が言っていた-----!!)



思い出した情報をもとに、空飛は口をあける。



「紅嘉というのはー・・・・!」

「は、はい?」

「うん?」



二人に確認の意味を込めて彼は尋ねた。


「私の聞き間違いでなければ、紅嘉というのは・・・」


自分を見つめる者たちに向かって言った。




「紅嘉というのは・・・・・・例の子虎ですよね?」




親友である安林山を襲った。




「そうだよ、空飛。彼は、紅嘉の養い親であり、世話係でもあるんだよ。」

「王様のおっしゃる通りで!私が世話をしてます。まだ子供ですが、可愛い子ですよ~!」




思った通りじゃないですかー!!?



魏忠と琥珀の答えに、心の中でツッコミを入れす空飛。




紅嘉。



どこかで聞いたことある名前だと思ったら、林山に打ち負かされた子虎の名前でしたか。

林山が無事だったので、いまさらどうこう言う気はありませんがー!


(その、いかにも人間であるかのような口ぶりで話されるのはちょっと・・・!!)



子虎は子虎ですし。

なによりも、




「ーーーー何が可愛いですか!?林山を食べようとしたくせに、よくそんなのんきなことが言えますね!?」




真剣に聞けば、何でもない口調で返されたこと。

それが、真面目な空飛の逆鱗に触れた。



「林山を殺そうとしたくせにっ!!」


「うわっ!?」



気づけば、魏忠の胸ぐらをつかんでいた。


「空飛!」


注意の言葉を琥珀が上げたが関係ない。


「あ~な~た~ね~!あなたの虎のせいで、林山がどれほど大変な目にあったかー!?」

「す、すみません!そのことに関しまして、今、王様にも申しましたし、安林山様にも改めてお詫びをしにー!」

「お詫びで済んだら、怒りませんよっ!!ただでさ、賊に負わされた傷が治っていないのにー!!どこの世に、虎と宦官を戦わせる人がいますかっ!」

「空飛っ!!」


今度は言葉だけでなく、力ずくで止めに入る琥珀。

後ろから、空飛を引きはがすと、怖い表情で言った。


「平陽公主様への無礼になるぞ・・・・!?」

「だってーーーー!」

「なによりも、魏忠殿は、平陽公主様に命じられて従ったまで。気持ちはわかるが、彼を責めるのは感心できない。道理的にもそうじゃないかい?」

「でもぉ・・・!」


わかっている。

それはわかっている。

主人が命じれば、親でも殺すのがつね

それが皇族からとなれば、さ唐琴は自分だけでなく一族の破滅を意味している。


(だけどー!!)


「だからって・・・・武器も何もない林山と、戦わせるなんて・・・!」

「空飛・・・。」

「り、林山が死んでもいいのですか!?今回は運よく助かりましたが、死んでたら私ー!!」



林山が死ぬなんてダメっ!!

彼は、死んではいい人間じゃない!!

だからこそ、



「私はーあなたを許せないっ!!凶暴な虎を、人食い虎を育てたあなたが・・・!!」


「空飛!!」


「林山が死んでたら、あなたのせいですよ!!ううん!林山があんなことになった原因は、あなたのせいだっ!このろくでなしっ!!」


「よさないかっ!」


「ボロボロの林山に虎を!なに人間みたいに話してるんですか、虎なのに!?畜生のくせにっ!林山を殺そうとしたくせに!!」


「やめるんだ、空飛っ!」


「お前なんか、大嫌いだ!!お前の虎も大っ嫌いだぁ!!林山をーーー私の大事な林山を殺そうとしたくせに!この人殺しの極悪人っ!!虎共々畜生だっ!!」



あふれ出る暴言と怒りの感情。

気づけば泣いていた。

そこまで言って、しゃくりあげながら相手をにらんだ。

これに養い親は・・・




「・・・そうですね。」



否定しなかった。



「おっしゃる通り、私がいつくしんで育てた紅嘉は、安林山様を食い殺す目的で放たれた。」



否定するどころか、残酷な事実を伝える。



「まことに・・・申し訳ございませんでした・・・!」



嘘をつくことも、弁解することもなく、素直に謝ってきた。

空飛をみつめ、まっすぐと綺麗に頭を下げたのである。



「なっ・・・・!?」


これに空飛は複雑な気持ちになった。

高級宦官になってから、別の意味で人間の嫌な部分を見ることが多くなった。

今まで、自分をいじめていた人間が、手のひら返したように敬い始めた。

あからさまに媚びて、身の保身を嘆願する。

金品などを持ってきて、良い付き合いをしてほしいとゴマをすってくる。

だから、魏忠という男も、そういうことを言うと思っていた。

心のどこかで思っていたので、ひどいことを言ってもいいのだと思っていた。

それがー


(そうじゃなかった・・・。)


気づかなかった、自分の心の卑しさを知り、ショックというよりもみじめな気分になった。



「やめてください・・・。」



思いつく言葉が見つからず、そう告げる。



「もう・・・私、最低ですね・・・!」

「ちょ、張様?」

「張でいいです!私はー・・・様付されるほど、偉くないです。今それが分かったんです、私!」

「空飛?」

「私っ!私、あなたが他の人みたいなんだと思ってひどいことー!でも違った・・・!」



そう言って泣き続ける空飛。



「私ダメなんですよ・・・!卑しい身分のくせに、高貴な身分になったから、傲慢になって、貴女に今みたいなひどいことを言って・・・!」

「張様・・・」

「自分まで偉くなった気でー!林山のおまけのくせにっ・・・!」


知っていた。

自分にへつらう連中が陰で、自分達のことを『安林山の頼みで出世できたおまけ品』と言ってることを。

それは事実だし、否定もしない。

否定はしないけど、おまけ品だとわかっている以上、林山のために働きたかった。

自分を人間扱いしてくれた親友の役に立ちたかった。

離れたくない。

大好きだから、ずっと一緒にいたい。

だから、なんと言われようと林山の側にいた。

ただ、側にいるというだけでなく、少しでも役に立てるように頑張っている。

元上司の黄藩に懇願して、礼儀作法や学問も学び始めていた。

林山の親友として笑われないように、少しでもきちんとできるように。



「なのに私は・・・!」



真似てはいけない部分を、自身もしていた。



「すみません・・・!」



絞り出すような声でそういうのが精一杯。

それを最後に誰もが口を閉ざす。

しばらくは、鼻をすする音と嗚咽する声のみが部屋に響いていた。



「・・・やはり、安林山様のご友人ですね。」

「・・・え?」

「普通は・・・・自分が悪いなんて・・・おっしゃいませんよ。責められる覚悟はしていましたが、謝られるとは思いませんでした。」

「そんな!だって私ー!」

「張様が安林山様を大事に思われているお気持ち、深く伝わりました。だから、なおさらお詫びのしようがございません・・・。」

「いえ!わ、私は!」

「もし自分が同じ立場でしたらー・・・きっと、張様と同じように怒るでしょう。でも、謝罪はできません。相手を憎んでしまうだけでしょう。しかし、張様は違う。」

「え?」

「安林山様がそうであったように、自分を危険な目に合わせた相手を憎むことなく、許すだけのお心をもちです。それも、労り、気遣うだけの心の広さをお持ちです。」

「魏忠様・・・・」

「魏忠でけっこうですよ。さすが、安林山様のご友人。あの方のお側にいるのにふさわしい方です。頭が下がる思いで、一杯です・・・!」


控えめに笑うと、自然な動きで空飛に向かって再度頭を下げる相手。


「あ・・・・!?」


これで空飛の涙腺はさらに緩んでしまった。



「やめてください!そんなことー!!」



私は卑しい身分の生まれ。

食い扶持のために男を捨てた中間人。

なんのとりえもない、ただ人の形を成すだけのもの。

それがー



「林山に、ふさわしいなんて・・・・!」



悲しさと、嬉しさと、喜びと、戸惑いと、申し訳ない気持ち。

それが、空飛の中でごちゃ混ぜになった。



「私・・・!」



認めてほしかった。

林山の役に立つ人間だと。

欲望でもあった。

林山にふさわしい存在だといわれることが。

それはまだ先のことだと思っていたのに、こんなに早くも第3者から言われた。

嬉しくもあり、自分なんかがと否定と言える思いがあった。



(それなのにーーー!)



単純に嬉しいという気持ち。

嬉しいと思えば思うほど、相手に言った言葉が胸を刺す。



「ごめんなさい、ごめんなさい、私・・・・!あなたにひどいこと・・・偉い人間でもないのに・・・!」

「張様。」

「林山にふさわしいとか、まったくそうじゃないのに。まだ足りないのに!なのに、違うのに・・・!」



あふれる涙をぬぐいながら言えば、ふっと頬に何かがふれた。


「そんなことないよ。」

「琥珀・・・?」


親友が差し出した布だった。


「そんなこと・・・ないよ、空飛。君は、十分林山同様優しい人間だよ。」

「違う!私はー」

「違わなくないよ。君は・・・いつも林山を気にしていた。大事に思って、林山に何かあると、真っ先に心配し、怒り、泣き、気遣っていた。」

「だって、それはー!そんなの、誰にでもできー」

「出来ることじゃない。」


大きめの声で言うと、布で涙をぬぐってやりながら琥珀は言う。



「ここの人間の大半は、見返りを求めて何かをする。純粋に、他人のために何かをする人間なんていやしない。権力にすがり、権力に近づきたくて、他人の足の引っ張り合いをする。でも・・・君は違う。」

「え・・・?」

「君は、安林山に近づく多くの欲深い人間の中で唯一、純粋に林山の身を案じている人間だ。損得なしで接している人物だ。」

「うそ・・・違います、私・・・!」



私はそんな綺麗な人間じゃない。



「私・・・欲深いです・・・!」



そう、醜いぐらい欲深い。



「林山とずっと一緒にいたい・・・離れたくないって、強く思ってるんです。」



林山といると楽しい。

林山といると嫌なことを忘れられる。

林山と一緒にいるようになってから、毎日が幸せになった。



「初めてできた友達だから・・・私を、幸せにしてくれた人だから、離れたくない・・・!ずっと友達でいてほしいんです・・・!」



「それを人は、無欲というんだよ。」




----------無欲--------




まじないのような単語に、思考が停止した。




「君、権力とか出世とか財産とか・・・ほしいとか、手に入れたいとか、必要だとか思ってる?」

「え・・・?」

「考えないかい?」

「どういうことですか・・・?」

「・・・質問を変えよう。いつも、何を考えてる?」

「私が・・・ですか?」

「最近よく考えること。言ってごらん。」


優しい声で言われ、おずおずと口を開いた。


「それは・・・今日も一日無事に過ごせますように・・・と、今日も一日、林山が無事でありますようにと、林山に嫌われませんようにと、林山が今日も友達でいてくれますようにとーーーあっ!もちろん、琥珀の健康と友情の延長も願ってー!」

「ーーーーフフッ!」


慌てて弁解する親友に、琥珀は含み笑いをした。


「こ、琥珀!?」

「普通の欲深い人間は、『どうすれば今より楽に過ごせるか?』『出世するにはどうすればいいか?』『気に入らない相手を陥れるにはどうしたらいいか?』『狙っている異性をどうすればものにできか?』・・・などを考えるんだよ?」

「え?」

「自分のことだけ考える。自分が得することだけ考える。自分が幸せになることだけ考える・・・他人を不幸にしてでも、自分の幸福を手に入れようとする。」


すっと目を細めると、その視線を空飛に向けながら問う。


「考えないの空飛?自分のこと?」

「考えないも何も・・・・そんな、そんなこと、私と関係ないじゃないですか・・・?」




「だから君は、無欲なんだよ。」




そう告げると、涙をぬぐっていた布を空飛に握らせる。



「君が、自分を謙遜するのは知ってるけど、謙遜しすぎるのも考え物だよ。そういう自覚がないにしろ、もう少しだけ自分に自信を持った方がいい。」

「そんな!私は林山や琥珀みたいにー!」

「同じ人間じゃないか?というよりも・・・人種、かな?そもそも、林山からして常識はずれの子だよ。私も・・・自分が変わっているというのはわかってる。そう考えれば空飛・・・君はどう?」

「え?」

「失礼な言い方だが、君はまともかい?」

「わ、私はーーー・・・・」



どうなのだろう・・・?

卑しい出目しゅもくには変わりないがー



「林山にしろ、君にしろ、金銀財宝や権力や異性・・・それに執着してない。必要だと思うかい?」

「それは・・・思いません。宦官ですから・・・」

「林山も、君と同じように言っていたい。私も・・・宮中で宦官になると決めてから、そう言ったものは断ったし、考えることもない。その点を言えば、私達は同じじゃないか?」

「あ・・・!?」

「ね?だから空飛・・・私達は、似た部分によって引き寄せられた友。身分云々はさておき、一緒にいていいもの同士なんだ。自然の通りから考えても当然の流れなのさ。」

「当然の流れ・・・・。」

「それで納得してもらえるかな。」


ポンポンと、肩をたたかれ、笑いかけられた。

琥珀の言葉で、うごめいていた府の感情が綺麗に消えてしまった。

代わりに、暖かい思いが胸いっぱいに広がる。


「私は・・・私は、林山の側にいてもいいんですか・・・?」

「いてもらわないから困ると、駄々をこねたのは林山だよ?」

「り、林山に嫌われていないでしょうか?」

「ありえないね。私よりも好かれているよ。私は、一言多いからね。」

「そんなっ!琥珀の方が頼りにされてますよ!落ち着いてるし、年上だし・・・私だって頼りにしてます!」

「よかった。私もそうなんだよ。空飛を頼りにしている。やはり・・・気が合うね?」

「琥珀・・・!」


収まり始めた涙が頬を伝う。

それを隠すように、渡された布で顔を覆う。



「なんで・・・・そんな優しいこと、言うですか・・・・?」

「空飛が優しいからだよ?」



再びしゃくりあげる空飛を、そっと抱きしめながら告げる。



「これからもよ仲良くしてね、空飛?」

「あ、あぃ!私こそ、ながよぐじでくだざいぃ・・・!」

「うんうん、よろしく。」



こうして、改めて友情を確かめある王琥珀と張空飛。

美しい光景に、今や完全に傍観者と化した男は・・・



「な、なんと感動的な・・・!」



もらい泣きとも言える、男泣きをしていた。


「宦官の友情が、これほど美しかったとは・・・!」


肩を震わせ、感服していると、二人のうちの一人と目が合う。



「・・・魏忠殿。」

「あ!?す、すみません・・・!ついもらい泣きを・・・」



涙をぬぐいながら答える男に、琥珀は言った。



「まだいらしたんですか?もう帰られてもいいのに・・・。」



「・・・・・え?」



これで彼が、違う意味の涙を流したということを、本人以外知る由もなかった。




最後まで読んでくださり、ありがとうございます・・・!!



訪ねてきたのは、小虎の養い親である魏忠でした。

謝りにきた彼に対して、張空飛の怒りが爆発です。

彼が安林山こと劉星影をすごく心配していた反面、危険な目に合わせた相手に対して怒っている姿を書いています。

王琥珀と絡むことで、空飛の気持ちを少し整理させてみました。

要は、林山を大事な友達と思っているところさらに書きたかったわけです。

最後の最後で琥珀の冷たいような台詞・・・次回にご期待頂けると嬉しいです。






※誤字・脱字・漢字の間違いがありましたら、こっそり教えていただけると、ありがたいです・・・!!

ヘタレですみません!!



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