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第七十二話 子虎を巡って大騒ぎ

目の前に現れた中年。

その姿に誰もが敬意を払って接する。

しかし星影は、警戒を持って接していた。



「林山!無事か!?」



衛青将軍の言葉をつなげるように現れた漢帝国第七代目皇帝・劉徹。

突然の登場に、目を白黒させる星影。


「へ、陛下・・・!?」

「―――――――林山っ!」


戸惑う星影に、感極まった声で駆け寄る皇帝。


「ああ・・・!なんということじゃ!?」

「陛下!?」


そう言いながら、星影を抱きしめる。

その行為に驚き、声を上げる宦官。


「可哀想に林山!身包みまではがされて!!怖かったであろう!?もう、大丈夫じゃ!朕が来たから怖くないぞ〜!!」


猫撫で声を出しながら、己の頬と星影の頬にすりあわせる最高権力者。


「ちょ!やめてください・・・!!」

「よしよし、照れるな!こういう時は、いつものように甘えればいいのじゃからな?」

「いつもって・・・そんなことしてませんよ!勝手な捏造話をしないでください!」


本気で嫌がる星影に気づくことなく、彼は自分の肉親に向かって叫んだ。


「姉上っ!林山になにを!?」

「それはわらわの台詞じゃ。まったく・・・・なんじゃ、そのザマは!?いい年をして情けない・・・!」


大きくため息をつく姉に、弟は怒気を含ませながら言い返した。


「その台詞、そっくりそのまま送り返しますよ、姉上!?姉上こそ、皇女でありながら、虎と宦官を戦わせるなど、気がふれたとしか思えませぬぞ!?」

「わらわに無礼を働いたのなら、当然のことであろう?」

「だからといって、虎はないでしょう!?姉上!宮中に人食い虎がいると世間に知れれば、国の信用にもかかわります!即刻、その虎を引き渡していただきます!」

「嫌じゃ!紅嘉はわらわの猫じゃ。人食い虎ではない。」

「林山を襲ったではありませんか!?」

「食われておらんだろう?」

「食われていたら困りますよ!大体、なんで林山は下着姿なんですか!?」

「そやつが勝手に脱いだのじゃ。」

「嘘を申さないでいただきたい!武器を隠し持ってると言いがかりをつけて、脱がせるように仕向けたのでしょう!」

「自発的に脱いだのじゃ!わらわに否はない。」


そう叫ぶと、持っていた扇を床にたたきつける。


「馬鹿馬鹿しい!行くぞ。」


それに付き従うねえや。彼女は振り返ると、脅すような声で言った。


「お前達もいらっしゃい!女官としての心得を、再教育してあげますから・・・!」

「ば、馬様・・・。」

「玲春も来なさい!この恩知らずが!」


老女の怒鳴り声が耳につく。



「そんないい方しなくてもいいでしょう?」



気づけば、不快感を言葉にして瞭華にぶつけていた星影。


「安様!?」

「そうでしょう?玲春さんはもちろん、他の皆さんは命の危険にさらされたのですよ?主人の身代わりで死ぬにしても、こんな恐ろしいことはありません。」

「なっ!?」

「彼女達がいたからこそ、私も食べられなかったのです。弓兵の方々にしたって・・・紅嘉殿を殺してはいけないと言う前提で動いていました。難しいことばかり要求しておいて、それが出来なかったとなれば、ボロクソに言うなんて・・・ひどいですよ!」

「あ、安林山殿、あなたね!」

「恩知らずと言う前に、『怪我は大丈夫?』、『巻き込んで悪かったね。』、『みんなが無事に生きていてくれてよかった。』ぐらいの言葉は、かけるべきです。それが上に立つ者の務めでしょう?」

「なっななななな!」


星影の言葉に、どんどん真っ赤になっていく馬瞭華。


「ハハハ!よく言った林山!」

「陛下!?」

「瞭華、女官達をあまりいじめるでない。林山の言うとおり、当分女官達をゆっくり休ませてやれ。」

「で、ですが!」

「その娘達は、大の男でも恐れる虎に追い掛け回されたのだろう?朕から見ても、その身も心もボロボロではないか?」

「あ・・・。」


皇帝の指摘通り、服が破れているのはもちろん、怪我をしていたり、ゲッソリとやつれている女官達。


「こんな状態で説教など、なんの意味がある?むしろ、生き残ったことを褒めるべきである。」

「陛下・・・!」

「代わりの者を朕が用意しよう。だからお前達、十分に傷を癒すがいい。」

「陛下!?」

「私達の身を案じてくださるなんて。」

「なんてお優しい・・・!」


皇帝のありがたい言葉に、星影はその名を声にし、若い娘達は嬉しそうに小さな声で歓喜した。


「そういうわけだ。わかったな、瞭華?」

「こ、心得ました・・・・!」


皇帝の言葉に逆らうなどできない。

渋々応じる上司の姿に、誰ともなく顔をほころばせる女官達。


「・・・お前達も、お礼を申し上げなさい。」

「はい!ありがとうございます、皇帝陛下!」

「陛下、心よりお礼申し上げます!」

「ありがとうございました!」

「ハハハ!上に立つものとして当然じゃ!どの花も可愛いのぉ〜」


若い女性の黄色い声に、上機嫌になる男。


「心身を癒せたら、今度は朕を癒しておくれ。」


デレデレと女官達を触る最高権力者。

その姿に、せっかく上昇していた星影の皇帝・劉徹への評価が急降下していった。





(この女好きが・・・!)

「この女好きが・・・!」





星影の心の声と姉の言葉が重なる。

思わず声の主を見れば、こめかみを押さえながら嘆く姿が映った。


(実の姉から見てもそうなんだ・・・。)


ほんの少しだけ、元・皇女に対して近親感を持った星影。


「なにか言いましたか、姉上?」

「別に。」


姉の言葉にめざとく反応する弟。問われた方は、興味なさげに返事をする。


「事実を言ったまでじゃ。・・・昔はそうでもなかったのにのぅ。」

「それはそれはご(もっと)も。お偉い姉上様のおかげで、今日の朕がおるのですから。」

「・・・わらわのせいだといいたいのか?」

「お偉い姉上様に感謝していると申しておるのですが?そもそも、いつ、『平陽公主様』だと朕が言いましたかな?」

「・・・フン。」


皮肉を込めて言う皇帝に、姉の一人である平陽公主は不機嫌そうに眉をひそめる。


「皇帝陛下様のおなりとなれば、わらわのような降嫁した姉が、なにを申しても無駄のようですわね。・・・・韓援のこともあるし。」

「!?」


その言葉で、皇帝・劉徹の表情が変わる。


「・・・姉上。」


無表情で呼ぶ弟を無視し、ねえや達に声をかける姉。


「汚らわしい宦官の側にはこれ以上いとうない!行きますよ。」


女主人の言葉で、返事をしながら瞭華が頭を下げる。それに他の女官達も従った。

平陽公主は、自分の周りの人間に見向きもせず、優しい声で星影の側にいるモノを呼んだ。


「さあ、紅嘉もおいで。」


艶のある声で、愛猫ならぬ愛虎を呼ぶのだが・・・。


「紅嘉。」

「・・・。」


飼い主の言葉に、視線はおろか、動こうともしない紅嘉。


「紅嘉、おいで!」


再度呼ぶが、主人の問いかけにまったく応じない。


「どうした、紅嘉?ほら。」

「・・・。」


虎の世話係りが呼ぶが、答えない。


(どうしたんだ?)


これには、見ていた星影も疑問に思った。


(・・・まさか、私の攻撃でふてくされてるとか?)


虎に、人と同じ感情があるかはわからない。

ただ、攻撃や脅しをかけた手前、心配にはなった。

だから何の気なしに、問いかけるように名を呼んだ。


「紅嘉殿?」

「ガルゥ・・・。」


ここでようやく、返事をする紅嘉。

先ほどよりは小さいが、問いかけに応じる声。

星影の呼びかけに、耳を動かしながら答えたのである。


「え!?そんな、返事を・・・」

「返した・・・!?」

「なんじゃと・・・?」


これには、先に声をかけていた虎の世話係りも飼い主も驚いた。

無論、周囲も。

返事を返された本人も。


(ふてくされてるというわけではないのか・・・?)


ならばなぜ、飼い主達の返事に答えない?


(私の問いかけに応じたのは、単なる偶然か?)


そんな子虎の態度を、不思議に思いつつも声をかけ続ける星影。


「・・・呼んでますよ、紅嘉殿?」

「ガァ。」

「ほら、平陽公主様がお呼びですよ。行かないと。」

「グゥル。」


宦官の言葉に答えるように鳴くと、そのまま近づいてきた。


「紅嘉・・・殿?」

「グルゥン。」


猫がするように、頭を足にすり寄せてくる。


「紅嘉殿?」

「お、おい!噛まぬのか!?」


心配そうに見守る皇帝達をよそに、星影にじゃれ始める子虎。


「こ、こらこら!どうしたんだい・・・!?」

「グゥ〜ル。」


猫のようにじゃれてくる紅華に、思わず笑い声を上げながら相手をする星影。

喉をかいてやれば、気持ちよさそうな鳴き声を上げる。


「と、虎相手に遊ぶなんて・・・!」

「なんたる肝っ玉じゃ!」


呆然とする瞭華を含める女性陣と、嬉々としながら見つめる皇帝。

他の者達も、その様子に何度も瞬きを繰り返す。



「・・・いい加減にせぬか。」



そんな中で一人、静かに怒りの声を上げる貴婦人。


「平陽公主様!?」

「姉上。」

「貴様の振る舞い、つくづく目に余るぞ、安林山。わらわの紅嘉に触るでない!」


不機嫌さを露にする女主人に、星影は紅嘉から離れる。


「・・・申し訳ありません。」

「紅嘉、早くおいで!」


星影を睨みながら、愛虎を呼ぶ平陽公主。

しかし子虎は、自分から離れた宦官の後を追うばかり。

飼い主の声はおろか、側に行こうともしない。


「紅嘉!?」

「こら、どうして平陽公主様の言うことを聞かないんだ?」


怒る平陽公主の苛立ちもあり、慌ててしかりつける虎の世話係りだったが、


「ガァアア!!」

「えっ!?わぁあああ!?」


自分の世話をしてくれた相手に向かって、威嚇したのだ。


「どうしたんだ!?お前、私がわからないのか?」

「ガウ。」


その問いかけに、凶暴な姿が一転。愛らしく吼える紅嘉。


「紅嘉・・・!?」

「ガウン。」

「こ、こらこら。驚かすんじゃない。さぁ、平陽公主様のお側に―――――」

「グォオオオオ―――――――!!」

「わぁああ!?」


今度は、威嚇と一緒に噛み付く仕草を見せた。


「紅嘉ぁ!?」

「ど、どうなってるんですか!?」

「いや、私にも・・・!?」


尋ねる星影に、首を振りながら答える虎の世話係り。


「紅嘉殿は、いつもこうなのですか?」

「まさか!しつけはとりわけ厳しくしてるんです!今まで吼えたことなかったのに・・・!?吼えるわけが・・・!?」

「でも吼えましたよね?」

「いや・・・」

「ついでに、噛もうともしましたよね?」

「いや、その・・・」


戸惑う星影達をよそに、無言で平陽公主が紅嘉に近づく。

すると―――――


「グゥウウル!!」

「え!?」

「ガァ、ガァアア・・・!」

「こ、紅嘉!?」


威嚇した。


ハッキリと、自分の主人である平陽公主を威嚇したのである。




「そういうことか・・・!」




何かを悟るように笑うと、口を開く皇帝の姉。


「紅嘉・・・わらわを恨むのは筋違いであろう?」

「グゥウゥ・・・!」

「お前に痛い思いをさせたのは、そこの宦官じゃ。にもかかわらず、わらわに牙をむくか・・・?」

「ガァア〜ガァア〜!」

「お前はわらわに逆らうのだな?」

「グォオォオオ!!」


まるで返事でもしているかのように、一番大きな声で吼える子猫。

途端に、大きく口をゆがめる平陽公主。

そう言って大声で叫ぶ。



「こんな虎、わらわはいらぬ!」



「姉上!?」



「この虎は、人を食らう邪道の生き物!」



「はぁあ!?」



食わせといて、そう言うか!?



支離滅裂なことを言う相手に、思わず声を上げる星影。

そんな彼女達の前で、皇帝の姉は顔をゆがめながらつぶやく。


「生かしておいたら、食費ばかりがかかる。」

「え!?平陽公主様・・・!?」


女主人の言葉に、虎の世話係りの表情が変わる。

彼女は、そんな相手を見ながらハッキリと言った。



「お前には悪いが、これは毛皮にするぞ。皮をはいだ肉は、犬の餌にしておくれ。これの骨は不浄だから、砕いて捨てろ。」



「えええ!?」



「確かお前、生き物はさばけただろう?最後の温情じゃ。おまえ自身の手で、その忌まわしい生き物を葬っておやり。」



「そんな!平陽公主様!」



そこまでするかぁ!?



(あれほど可愛がっていた子猫ならぬ子虎を!?)



驚きを通り越して呆れ返る星影。その近くで、それを命じられた本人は悲痛な声を上げた。




「あんまりでございます、平陽公主様!紅嘉は、私がしかっておきますから、命ばかりはお助けください!お許し下さい!どうかお考え直しを―――――!」

「しつこいぞ。殺すと、決めたのだから―――――」



「殺さないでください!!」




皇帝の姉と虎の世話係りとの間に、割って入る声。


「紅嘉殿を、殺さないでください!!」

「え!?」

「安様!?」

「命あるものです!私からもお願いします・・・殺さないでください!」


止めに入ったのは星影だった。



「どういうつもりだ、安林山?」



その声で我に返る。



(そうだよ・・・私どういうつもりだろう。)



自分を食い殺そうとした生き物をかばうなんて。



「グル〜ウゥ・・・!」



でも・・・。



自分の足に擦り寄って、寂しそうな声を上げる大きな猫。

彼女が情にほだされるのに、時間はかからなかった。


「・・・紅嘉殿を育てられた者の申す通り、可哀想だからです。平陽公主様に吼えられたのは、本心からではないですよ。今は気が立っているだけで、少し落ち着かせたら元に戻るはずです。」

「これは、わらわにそむいた。一度敵意を出した獣は、二度と懐かぬ。」

「だから、いらないと?」

「そうだ。」

「わかりました。」


そっけない返事をする相手に、星影も表情を落ち着かせながら言った。




「もし、どうしても要らないというならば・・・・・私に頂けませんか?」




「林山!?」

「紅嘉殿とは、とても可愛い子猫です。それに、平陽公主様は勘違いなさっていらっしゃいます。この子は人を食べたことはありません。」

「なっ!?」

「確かに・・・この子の親は人を食していましたが、ここは宮中です。この子の口に、人が入るわけがありません。なぜなら平陽公主様は、衛青将軍のお言葉を守っていらっしゃったのですから。ねぇ、紅嘉殿?」


今度こそ、優しく語りかけ、撫でてやる。

ジッと、星影を見つめていた紅嘉だったが、おずおずと、自分に触れる手をなめた。


「なんせ、平陽公主様が大事に管理されていた子猫なのですから。」

「き、貴様!」


星影の言葉に、カッと頬を染める女主人。





「いいだろう。紅嘉は、林山に与えよう。」





「陛下!?」

「虎の世話係りとあわせて、安林山に与えよう。」

「なんと勝手なことを!?」


「勝手は姉上です。」


怒る姉をよそに、弟は冷静な口調で言った。


「いらないと言うものを、誰に与えようが勝手でしょう?あなたは、この子猫の所有権を放棄した。違いますか、姉上?」

「徹!」

「無礼ですぞ、姉上?私は皇帝ですが、あなたは皇族。それも朕の家臣に降嫁した身分。もう少し、わきまえて行動していただかないと・・・!?」

「くっ・・・!」

「これは皇帝としての命令である。・・・・・よいな、平陽公主?」


立場の違いをハッキリと言ってのけた弟。

それに対して、姉はこれ以上反論することはなかった。




「・・・・これはこれは。さすが、優秀な王のご判断ですこと。」




言い返すだけ恥とわかっていたから。


「ご随意に。」


そう告げると、きびすを返す元・皇族。


「姉上!林山のことですが――――――!」

「お好きなように。わらわには、もう関係ない。」


釘を刺す弟を見ることなく、背を向けたまま言い放つ姉。



「あとはお任せしましたよ、愛しの夫君。」

「・・・。」



小馬鹿にするように言う妻と、それを無言で受ける夫。

そしてそのまま、部屋から立ち去ると思ったのだが―――――


「玲春!」

「は、はい・・・・。」


彼女の足は、気に入りの女官の前で止まる。


「おいで。お前に非はない。」


その声は、最初に聞いた時と同じ優しい声。

起こっていないと言わんばかりの言葉。

しかし少女は、それを拒んだ。


「・・・身に余るお言葉、ありがたい限りでございます。」

「礼はいいから、おいで。」

「・・・いいえ。私は――――平陽公主様に、奥様に恥をかかせた不忠者・・・。ですから―――」

「なにを言う?わらわがいいというからいいのじゃ!」

「でも私は・・・」

「おいで。」

「私は、奥様に逆らいました。だから・・・」



「安林山が悪い!!――――――来るのじゃ。」




平陽公主は、自分のねえやと侍女達を引き連れて歩き出した。


拒む玲春に苛立ちの声をぶつけると、その手をつかむ平陽公主。

その際、何か言いたげに宦官を見る少女。


「玲春さん!」

「安様・・・!」


思わず声をかければ、玲春は星影を見ながら言った。


「安様・・・。」

「玲春!行くぞ!」



そう言われても、彼女は星影だけを見つめていた。強く腕を引っ張られても、動こうとしなかった。


「安様・・・!」


「玲春さん・・・?」


宦官一人に視線を向けていた。

星影も星影で、相手の様子に目を離せずにいた。


「安様。」


小さな、つぼみのような口が動く。

綺麗な声色で言葉をつむいだ。





「安様・・・玲春は、このご恩を生涯忘れません・・・!」




(え?)



その頬からは、一筋の雫が流れていた。

幼いながらも、艶のある不思議な苦悶の表情。

それでいて、目だけが真剣なものだった。

彼女は星影に向かって深々と頭を下げと、そのまま腕を引かれて行ってしまった。




「玲春さん・・・。」




後には、玲春の身を案じる星影と、さまざまな身分の男達だけが残された。








最後まで読んでくださり、ありがとうございます・・・!!


姉弟喧嘩に加えて、紅嘉を巡った争い(!?)です。

なので、題名を『子虎を巡って〜』にしました(苦笑)

さて、これにて『茶器事件』は閉幕しましたが・・・星影、女子供はもちろん、虎にも好かれてしまいました(笑)

とりあえず、自分に懐く動物には弱い星影です。



小説とは関係ないのですが、世間では夏休みということもあり、今月は後もう一本は新作をアップする予定です。それ以後については、気分屋なので未定ですが、夏休み以前のペースに戻ると思います。

なかなかパソコンの前までいくことができず、頂いたお返事へのお返事が遅いですが、


本っっっっっっっっ当――――――――――――――――に!!!


ありがとうございます!!!


ご感想と評価を下さる皆様に感謝しております!!


励みになっております!!


きちんと言ったことがなかったので、この場をお借りして一言。


破天荒列伝を読んでくださり、ありがとうございます!!


励ましをありがとうございます!!


次回も、よろしくお付き合いください(平伏)


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