春*桜の木の下。
こんにちは。またつくってしまった……………。
今回は4~5話くらいで終わります★
かなり文字数少ないので暇な時読んでください!
あ、最近恋愛にはまっています…………が、相変わらずへったくそです。それでも見てくれる方、お願いします_| ̄|○
「あーあ……。」
満開の桜の木の下。私は一人、寝っ転がっていた。
私の夢は、「シンガーソングライター」。作詞 作曲、そして歌を全て自分で作る職業…。
全く新しい歌のいいアイディアが見つからないーーー。
目が自然と閉じてしまう。眠い。すごく眠い……
そういや昨日寝てなかったっけ………。
「先客?」
誰かの声がした。私は上半身を上げた。
「!」
声の主が隣に来た。この人は……
「吉野君?」
私の隣の席の不登校の男の子だった。
「…今日も欠席だったよね?どうやって入ったの?」
吉野君は今日教室に入っていない。門限もあるから正門から堂々と入ることはできないはず……。
「あそこから入った」
そう言って吉野君は桜の木の後ろの壁を指差す。そこに、わずかな隙間があった。
「いつ見つけたの?あんな所………」
すごく気になるので聞いて見た。
「木が好きだから。たまたま桜見てたら気づいた」
「木が好きなんだぁ……」
何にも興味のなさそうな顔なのに、新しい発見をした。
「意外だなぁ……。」
少し笑ってしまった。
「……」
少し吉野君の顔が赤くなった気がした……?
「じゃあ一番好きな木は? 私は桜が1番好きだなぁ~。あ!ねぇ、花は?何が好き?」
「ちょ……1つづつ……」
何故か質問攻めしてしまう。何故か、君のことがもっと知りたくなってくる。
君のことが、気になって………
次は、君を想った詩を作ろうかな______………。
*八城 詩音*
中3。O型。
シンガーソングライターを目指す女の子。めちゃめちゃ明るい性格。