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#21 二日

 翌日。文化祭二日目。

 昨日と同様に電車に乗って登校する。


 今日は模擬店を出店する日だ。

 私たちのクラスは唐揚げを出す。店名は「唐揚げの音色」。昨日やった劇のタイトルに引っかけてある。


 私が店に立つのは昼前と閉会前の二回となっている。

 それまでの間は暇なのであちこち見て回ることにした。


 パンフレットによると、午前の二番目に緑のクラスが劇をするらしい。時間があるので見に行くことにした。

 同じように手が空いていた樹と舞音と合流し、私は体育館に入った。


 劇の内容はというと、とある同好会が部室として使っている教室で殺人事件(死んでない)が起きる。それを部員たちが解決しようとする、というもの。

 実際にありそうな現実味のある説から宇宙人の仕業だとする突拍子のない説まで、実際に実演しながら説明するのが面白かった。


 本人曰く、緑は音響を担当しているとのことで、変な効果音を真面目な顔で流す緑を思い浮かべると笑えてくる。「生産者の顔」みたいだ。


 さて、劇をひとつ見終わったところだが、続けて特に何の関わりもないが、面白そうなタイトルの劇も見ることにした。




 時間になったので自分のクラスの模擬店へ向かった。私の仕事は唐揚げを揚げることだ。

 エプロンと三角巾を身にまとい、ポリ手袋を装着する。

 前の担当に説明してもらいながらやれば、もう心配はなさそうだ。


 これから昼に向けて混み始めることだろう。

 ピークは外れているが、それでも割と客足は絶えない。

 いずれにしても、私のやることは唐揚げを揚げることだけだが。

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