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リナの冒険ノート  作者: リナ
リナの思い出
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図書館で見つけた宝物

**朝**

リナは中学2年生で、今日は風が少し肌寒い日曜日の朝。ベッドの中で、どんな一日を過ごそうかと考えながら、のんびりと起き出しました。朝食を食べながら、お母さんが「今日は何するの?」と尋ねてきたので、「図書館に行こうかな」と答えました。新しい本を探しに行くのが楽しみです。


**午前**

図書館に着くと、リナはまず、お気に入りの児童書コーナーへ向かいました。そこで見つけた絵本を一冊手に取り、静かな一角に座ってページをめくります。本の世界に引き込まれ、時間を忘れるほど夢中になりました。読み終えると、本を棚に戻し、新しい出会いを求めてほかのコーナーも見て回りました。


**昼**

お腹が空いてきたので、図書館のカフェテリアで軽い昼食をとることにしました。温かいスープとパンで体がほっこりと温まり、周りにはリラックスした雰囲気が漂っています。食事をしながら、持参したメモ帳に今日の気持ちやこれからの予定を書き込みました。


**午後**

午後は、図書館のイベントで「本好き交流会」があることを知り、参加してみることにしました。そこで、同じ年頃の子たちと話す機会があり、好きな本や最近読んだ作品について語り合いました。新しい友達もでき、リナは「次は一緒にどんな本を読もうか」と新たな楽しみが増えました。


**夕方**

本好き交流会が終わると、図書館の窓からは夕焼けが見えて、オレンジ色の光が心地よく差し込んでいます。借りた本をバッグにしまい、リナはゆっくりと帰り道につきました。途中、道端の落ち葉を拾い集めて簡単な押し花にしようと考えながら歩いていました。


**夜**

家に帰ったリナは、借りてきた本を家族に見せながら「今日はこんな素敵な本を見つけたよ」と嬉しそうに話します。夕食後、お風呂で温まりながら、今日あった出来事を振り返ります。その後、自分の部屋で新しく出会った本を少し読み進め、心地よい疲労感に包まれながらベッドに入りました。窓の外はもうすっかり暗くなり、リナは明日もまた楽しい日になりますようにとひとり静かに願いを込めて眠りにつきました。

この物語は、リナが図書館で一日を過ごし、新しい本や友情と出会うことで、日常の中に楽しさを見いだす様子を描いています。小さな冒険や発見が日々の中に潜んでいることを伝える、温かく心に残る一日です。

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