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リナの冒険ノート  作者: リナ
リナの思い出
30/221

図書ボランティアの日

**朝**

リナは中学2年生。今日は学校の図書ボランティアの日です。もともと本が大好きなリナは、この活動をいつも楽しみにしています。朝食を食べながら、お母さんに「今日は新しい本をたくさん整理するんだ」と話し、元気よく家を出ました。


**午前**

学校の図書室に着くと、ボランティアの仲間たちも集まっていました。今日は新しく届いた本の棚入れと、返却された本の整理が主な仕事です。図書館の先生が「みんなよろしくね」と声をかけ、リナは早速作業に取りかかります。新しい本を手に取ると、思わずページをめくって、どんな話かと興味が湧いてきます。


**昼**

午前中の作業が一段落すると、リナたちは図書室に特設された小さな休憩コーナーでお弁当を広げました。ボランティア仲間と新しく入った本の話や、おすすめの本を紹介し合いながら、ワイワイと楽しい時間を過ごします。「次に読む本がたくさん増えちゃったね!」とリナは嬉しそう。


**午後**

午後も引き続き作業が続きます。返却本の整理で見つけたお気に入りのシリーズ本を密かにチェックしながら、丁寧に仕事を進めます。時折、先生が声をかけてくれて、効果的な棚の配置方法や本のジャンル分けの工夫について教えてくれるので、勉強になることが多い一日です。


**夕方**

作業が終わり、綺麗に整った本棚をみんなで眺めながら達成感を味わいました。「今日は本当にたくさん片付いたね」とお互いを称え合い、先生からも「ありがとう、助かりました」と感謝の言葉をいただきました。リナは今日の活動を通じて、本に囲まれることの楽しさと、役立つことの喜びを改めて感じました。


**夜**

家に帰ると、リナはお母さんに「今日はたくさんの本に触れられて幸せだった!」と報告しました。「次はどんな本を借りてこようかな」と、既に次の活動が楽しみになっています。夕飯の後、リラックスしてお風呂に入り、疲れた体をほぐしました。ベッドに入ると、図書室での一日を思い返しながら、また新しい本の世界に旅立てる日を心待ちにしながら、穏やかに眠りにつきました。

この物語では、リナが学校の図書ボランティアで過ごす一日を描いています。本を通して得られる知識や新しい世界との出会い、そして仲間と共に活動することの楽しさを伝えるストーリーです。

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