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リナの冒険ノート  作者: リナ
リナの日
202/221

リナ、信じる心の花を咲かせて

**朝**


リナは中学2年生。今日は学校で「園芸の日」があり、クラスごとに花壇を作るプロジェクトに取り組みます。植物を育てる経験は少ししかないため、不安もありましたが、「一緒に素敵な花壇を作ろう」と自分に言い聞かせて家を出ました。お母さんに「自分たちの手で何を育てられるか楽しみだね」と伝えて、ドキドキしながら学校へ向かいました。


**午前**


学校に着くと、クラスメイトたちとワクワクした雰囲気の中でプロジェクトがスタート。最初は土を耕し、苗を選ぶ作業です。リナは「どんな花が咲くんだろう?」と期待と不安を抱きつつ、苗を手に取りました。先生から苗の扱い方を学び、丁寧に植えることで、「植物も生きているんだな」と実感し、責任感が芽生えました。


**昼**


昼食時には、クラスメイトと一緒に花壇のイメージを語り合いながら、「どんな色が咲くのかな?」と期待を膨らませました。友達から「リナが選んだ花、とても楽しみだね」と言われ、リナは「みんなで協力して、きっと美しい花壇にしようね」と応じ、笑顔になります。「一人一人の選択が合わさって、一つのものを作る」と感じました。


**午後**


午後は水やりと日光の調整をしました。普段は気にしない自然の力にも目を向けることができ、「こうやって植物と関わることで、学ぶことがたくさんあるんだな」と感じました。自分の手で育てた花が咲くのを想像し、「ちゃんと成長してくれるかな」と不安もありつつ、その分楽しみも大きくなり、植物への愛情が深まっていきました。


**夕方**


プロジェクトが終わると、リナは「育てるって、自分を信じることでもあるんだ」と実感しました。植物を通して少しずつ自信を養うことができ、「何かを育てていく過程が自分の成長にもつながる」と心から思いました。


**夜**


家に帰り、お母さんに「今日、苗を植えたよ。うまく育つか楽しみ」と報告すると、「それは素敵ね。リナの頑張りがきっと花開くわ」とお母さんが優しく言ってくれました。

その夜、リナは感想文を書きました。



**感想文**


今日は学校での「園芸の日」に参加して、たくさんのことを学びました。自分の手で苗を植えてみて、植物を育てることの楽しさとともに、責任の大きさも感じました。


友達と協力して花壇を作る過程で、一人一人の選択が大切なんだと気づきました。また、植物が成長するには時間がかかり、その間には期待や不安も入り混じっていますが、それがやりがいや楽しみに変わるんだなと思いました。


この経験を通して、自分の中にある小さな芽が育っていくように、これからも自分を信じて新しい経験を大切にしていきたいと思いました。きっと、信じる心が大事なんだと教えてもらった一日でした。

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