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リナの冒険ノート  作者: リナ
リナの日
189/221

リナ、自分の声を信じた日

**朝**


リナは登校の支度をしながら、今日はクラス討論会があることを思い出して少し緊張していました。自分の意見を大勢の前で言うのは苦手で、できれば発言せずにやり過ごしたいと感じていました。でも朝ごはんの時、お母さんに「今日は討論会があるんだ」と打ち明けると、「リナの考えを大切にして、勇気を出して伝えてごらん」とやさしく背中を押してもらえました。


**午前**


討論会が始まりました。リナはノートに自分なりの意見を書いてきたけれど、手を挙げるのはドキドキしてなかなかできません。グループの友だちがリナに「どう思う?」と聞いてくれて、勇気を出して「私はこう思う」と話しました。声は少し震えていたけれど、みんながうなずいて聞いてくれました。


**昼**


お昼休み、別のグループの子が「さっきの発言、よかったよ」と声をかけてくれました。リナはとても恥ずかしかったけれど、自分の言葉が誰かに届いたことがとてもうれしかったです。そして「またこうやって自分の気持ちを伝えてもいいんだ」と思うようになりました。


**午後**


午後は、クラスメイトがリナの意見について「もっと教えて」と訊いてくれたり、一緒に別の話題で意見を出し合ったりしました。自分の声がきっかけで、みんなと新しい考えを生み出すことができたのが、自信につながりました。


**夕方**


帰宅して、「今日はちゃんと自分の声を出せたよ」とお母さんに報告。お母さんはぎゅっとリナを抱きしめて、「自分で考えて、自分の言葉で伝えられるってすごく素敵なことよ」と微笑んでくれました。


**夜**


リナは日記に、「怖くても自分の意見を言ってよかった。自分の声を信じることで新しい世界が広がる」と書きました。小さな勇気が、明日への自信になった一日でした。



**リナの感想文**


今日はクラス討論会で、自分の考えをみんなの前で話しました。とても緊張したけど、友だちや他の子が受け止めてくれて、本当に嬉しかったです。自分の気持ちを言っていいんだと思えるようになりました。


これからは、もっと自分の考えや感じたことを大切にしていきたいです。小さな勇気を出して自分の声を信じれば、きっと前に進めると感じました。

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