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リナの冒険ノート  作者: リナ
リナの日
131/198

リナのすれ違いの日

**朝**


リナは中学2年生。今日も朝日が優しくカーテン越しに差し込んでいます。学校の友だちとのちょっとしたすれ違いが気になって、昨日はなんとなく眠れませんでした。でも、今朝は「自分の気持ちに正直になろう」と決め、ご飯を食べながら自分の中で今日やりたいことや、友だちとちゃんと向き合う勇気について考えていました。そしてお母さんと話して、少しだけ心が軽くなりました。


**午前**


リナは家の近くの公園へ出かけました。静かな池を眺めながら、「人と違う自分も、ちょっとしたことも、大事にしていいんだ」と感じます。ベンチに座ってみたかった本を開くと、自分の思いを大切にして行動する主人公の話に勇気づけられました。リナは「私も、自分の気持ちに素直でいよう」と心に決め、公園をあとにしました。


**昼**


家に戻ると、お母さんがお昼ごはんを用意してくれました。食卓で、リナは学校であったことや悩みを素直に話してみました。お母さんは、じっくり話を聞いてくれ、「自分の考えや感じたことを伝えることが、とても大事なのよ」と伝えてくれました。それを聞いて、リナは自分の気持ちに自信を持っていいんだと少し思えるようになりました。


**午後**


午後、リナは学校の友だちにLINEで連絡しました。「昨日はごめんね。私、あのときすごくびっくりして…ちゃんと話せばよかったと思ってる」と、自分の気持ちを正直に伝えます。すると友だちからも返事がきて、お互いに誤解していたことがわかりました。「ちゃんと話せてよかったね」と、お互いにほっとした気持ちになりました。


**夕方**


学校の課題をやりながら、リナは「話すことってやっぱり大切だな」と感じています。誰かに思いを伝えるのは少し勇気がいるけど、その一歩を踏み出すことで、前よりも自分を好きになれる気がしました。窓から差し込む夕陽を見ながら、「また明日も、自分の思いを大事にしよう」と心に誓いました。


**夜**


お風呂に入りながら、リナは一日の出来事をゆっくりと思い出しました。ちょっとした勇気で友だちとうまく話せたことが、リナを大きく前に進めてくれたみたいです。ベッドに入り、眠りにつく前に「自分と誰か、どちらも大切にしていけたらいいな」と柔らかな気持ちでリナは目を閉じました。これからも、少しずつでも成長していこうと静かに思いながら眠りにつきました。

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