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リナの冒険ノート  作者: リナ
リナの思い出
13/221

秋の日の発見

**朝**

リナは中学2年生。今日は快晴の土曜日で、空気が少しひんやりしている秋の日です。窓の外では、風が木の葉をさわさわと揺らしています。リナは朝食を食べながら、今日はどこか自然を感じられるところに行きたいなと考えていました。お母さんに「ちょっと近くの丘まで行ってくるね」と声をかけ、リュックにおやつと水筒を詰めて出かける準備をしました。


**午前**

小さな丘に到着すると、色とりどりの木々が目に飛び込んできました。赤や黄色に色づいた葉が美しく、まるで絵本の中の風景のようです。リナはカメラを取り出し、その景色を写真に収めました。葉っぱがサクサクと音を立てる道を進みながら、通りかかった人と挨拶を交わしたり、何気ない風景の中にある新しい発見を楽しみます。


**昼**

丘の頂上に着くと、リナは広がる青空を見上げながら、お弁当の時間にしました。静かな場所を見つけて腰を下ろし、お母さんが作ってくれたおにぎりを頬張ります。その間、風に揺れる木々の音や遠くから聞こえる鳥の声を聞き、自然に囲まれた穏やかな時間を満喫しました。


**午後**

食事の後、リナは丘を少し探検することに決めました。小道を歩いていると、足元にどんぐりを発見。集めてみると、いろいろな形や大きさのものがあり、それらを手にとって眺めるだけで心が和みます。リナはどんぐりをリュックに入れ、あとでクラフトに使ってみようと思いました。


**夕方**

帰り道、日が傾き始めて空は黄金色に染まっています。リナは立ち止まり振り返って、夕日に映える丘の風景をもう一度カメラに収めました。「また来よう」と心に決め、少し疲れたけど充実した気持ちで家路につきます。


**夜**

家に帰ったリナは、お風呂に入って冷えた体を温めた後、今日の出来事を家族に話しました。集めたどんぐりを見せると、お母さんが「これでどんなものを作るの?」と興味を示してきたので、二人でどんなクラフトができるか一緒に考えることにしました。夜、お気に入りの本を少しだけ読んでからベッドに入り、今日の幸せな思い出を振り返りながら眠りにつきました。

この物語は、リナが秋の一日に自然を探検し、小さな発見や感動を得る様子を描いています。自然と触れ合うことで心を癒し、新しい視点を得ることの大切さを伝えるストーリーです。

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