日常
日本、第二次世界大戦から10年、先の戦争で日本はアメリカが出した条約に調印した後、日本は戦争から脱出した。今の日本は民主主義が確立した国家になった。1955年日本軍で新たな部隊が編成されることになった、それが機械兵隊、二足歩行型の機械で編制された部隊だった。俺は機械兵隊に入る為に機械兵学校に入学した。この機械兵学校は本州より50キロ先きに浮かぶ無人島を開拓しできた軍事学校と機械兵基地を両立した軍事島。そんな場所の校舎の一室に今俺はいる。「聞いているか河井訓練兵!」と大きな声で叫ぶ教官それに対して俺は「聞いています教官」と答えた。「では、河合訓練兵なぜ機械兵隊が編制されたか答えてみよ」と教官は俺に問題を出してきた。その問い俺は大きな声で答えた。「はい、機械生命体オメガに対抗する為です。」「よろしい」と教官が答えた。「では、オメガはいつ頃に出現した。」その問いに、また大きな声で答えた「1954年 12月10日 5時46分 太平洋の真ん中に出現し、その1日後オメガは世界各国の首都に攻撃を開始しました。」「合っている、合っているんだが・・・なぜお前は試験の答案用紙が白紙なんだ。」教官は心底不思議そうに俺の顔を見た。「自分も分かりません。ただ試験直前になると頭から何もかもが抜け落ちるんです。」いつも思う、なぜ俺は大切な時に物事を忘れていくのだろう。そんなことを考えている俺に教官は「お前本当に大丈夫か。卒業出来るかも疑問だが、機械兵の操縦できるのか。」と正面きって言ってきた失礼な人だ。機械兵の操縦の授業は来月だろうに。俺は不満そうな顔をした。それを見た教官が「お前、機械兵の操縦訓練来月だから大丈夫だと思っているだろだが上からの指示で早まって今月6月4日になったからな」「えっ!嘘ですよね教官」「なんだお前嬉しくないのか?早く機械兵に乗れるんだぞ、お前機械兵の操縦するの夢だったんだろ」教官は少し微笑みながら俺に言ってきた。冗談じゃな最近、また前線部隊がだいぶやられたらしし、俺はもう少しこちらでゆっくりしておきたい。「お前も知っているだろ前線部隊がだいぶ押されている。いつ前線が崩壊するか分からないからな仕方がないさ。」教官は「はぁ〜」とため息をついた。
この小説はカクヨムに投稿しているものをこちらにも映したものです。この世界では突如として現れた機械兵の影響で日本に核爆弾2発は落とされていません。日本は帝国のままです。