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妄想大好きオタクの私が異世界最強になれるってほんとですか?!  作者: 志波ゆき
第五章 もう一人の仲間
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87.謎の本

気がつくとサリュに着いていた。タニアさんの手を意識しすぎて、どうやって歩いてきたかいまいち覚えていない。タニアさんの腕の中にいるサネと目が合った。


「腕、大丈夫ですか?」

「大丈夫ですよ。サネとっても軽いですから。」


よかった、サネは何でできてるんだろうってぐらい軽いんだよな。


「ゆっくりサリュを見るのは初めてだろ?」

「うん、前は倒れちゃったし、ちゃんと見てないね。」

「カリノは異世界から来てるし、なかなか面白いと思うよ。」


そう言って、アイリスとキキョウを先頭にお店の中へ入って行った。


「すご、、、。」


中は見たことの無いもので溢れていた。棚に陳列されているものもあれば、箱にまとめられているもの、天井から吊り下げられているものまである。


「どうだ、さいこーの場所だろ!」


キキョウは、腕を広げて笑顔で言ってきた。この場所が大好きってことが、十分にわかる。私もこういう落ち着いた雰囲気の場所は好きだ。


「お、なんか賑やかだと思ったら来てたのか。」

「ねね!」


プリエさんが大好きってこともよくわかる。プリエさんと目が合ったので、ペコッとお辞儀をした。


「なんだ、カリノ。今日は大人しいじゃないか。」

「いや、いつもはこんな感じですよ。」


最後に会ったのは、ギルドで一悶着あった時だ。ずっとあの調子だったら、何かが切れてしまいそうだ。


「ゆっくり見ていけよ。」


それぞれが見たいものを見に行ったので、私は端から少しずつ見ていくことにした。小さいものから大きいものまで、びっくり箱から戦闘に使う武器まで、ほんとに色んなものがある。


「ん?」


小さい魔法道具のようなものの中に、古びた本が一冊だけあった。なんでこんなところにあるんだ。私はその本を手に取った。


「なんだそれ。」


そう聞いてきたのは、プリエさんだった。


「え、店主ですよね?」

「これだけものがあって、全部なんて把握してないよ。でも、古書関連は一通り目を通しているはずなんだが。その本だいぶ古そうだし、見落とすはずないんだけどな。」


なにが書いてあるのだろうか。私は、好奇心に身を任せてその本の表紙をめくった。



読んでいただきありがとうございます。

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