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妄想大好きオタクの私が異世界最強になれるってほんとですか?!  作者: 志波ゆき
第五章 もう一人の仲間
49/128

49.デート

「私たちは好き同士じゃないんですか、?」


理性を保つためにデートを否定したのに。なんで、理性が崩れそうになってるの?もちろん好きだよ、大好きだよ!!だけど違うじゃん。私の言う好きって異性同士の付き合うとか、そういうのだよ。あ、同性もあるか。って、そうじゃなくて!


「いや、あのもちろん好きですよ?だけど、私の言う好き同士は、結婚するとか、そういう好きで、」

「なるほど!そういう事ですか。じゃあ、お友達デートですね。」


そういうことなのかな?それでいいのかな?でも、デートって言葉に異常反応する自分キモイな。でも、デートなんてしたことない。こんなにかわいい人をエスコートしたい。よく知らない場所だし無理かな、。


「お友達デート、どこ行きましょうか?」

「そうですね、まずは日常的に使いそうな場所やお店を案内しますよ。」


これは、デートというよりガイドされてるみたいになりそうだ。



タニアさんは歩いてるだけでかわいい。こんな子リアルで見たことない。特になにかしている訳では無い。ただ歩いてるだけ。それだけで、こんな眼福になるなんて。


「ここが美味しいスイーツ屋さんです!」


家から歩いて十分ほど。タニアさんが指さす方向を見てみる。お店の窓にメニューが書かれている。


「ここのパフェすごく美味しいですよ!」

「え?」


いきなり知らない女性の像と共に聞いたことのない声がした。思わず周りをキョロキョロする。


「それもガーべの一種なんですよ。メニューを一定時間見ると、発動するようになってます。」

「なるほど、これで実際の声を伝えて宣伝してるんですね。」

「そういうことです。」


宣伝の仕方が上手いな。他にどんな感想があるのか、もう少しメニューを見続けてみよう。やっぱり知らない人だらけだな。


「ここのスイーツはすべて絶品で中でも食べて欲しいのが、」


あ、知ってる声だ。でも、姿は見えていない。プライバシーは、きちんとしているようだ。


「タニアさん」

「なんですか?」

「タニアさんもこれにコメントしてますよね?」

「あ、やっぱり分かっちゃいました?」


タニアさんは恥ずかしそうに顔を手で隠す。少し耳が赤い。面識のある人にバレないようにしてたのか。


「でも、今日はまわる場所が沢山あるので、お預けです!また、一緒に来ましょ。」


ここまで気にならして、お預けか。また一緒にデートができるって考えたら全然いいか。


「次はこっちの道です。でも、ここすごく混んでるんですよね。」

「ほんとだ、ここを通らない道順はないんですか?」

「あったらいいんですけど、ないんですよ。」


そっか、タニアさんとはぐれないようにしないと。って、あれ?ここってもしかして。


読んでいただきありがとうございます。

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