24.質問コーナー再来
「でも、晩御飯まで少し時間ありますよ?」
「ちんちくりんへの質問コーナー!!」
「え、え?」
大丈夫かな、昨日ちょっとギクシャクしちゃったのに。また、ああなっちゃったら、耐えられる気がしないな。
「そこは大丈夫だよ。僕たちなりに考え直したからさ。」
そう言われると、何があるのか余計気になってしまうけど。タニアさんもいつか、って言ってたし、その時を待つしかないか。無理に言わせるのは、気が引けるしな。
「じゃあ、一つ目いいですか?」
なぜ、一番タニアさんが乗り気なんだ。
「カリノさんは、なぜこの世界に来たのですか?」
最初から、なかなかに難しい質問!というか、これは質問コーナーというより、キキョウさんの態度から詰問コーナーに捉えることも出来るような・・・。それに、こんな感じの質問、出会った時にも答えたような。
「元いた世界で死んじゃって、気がついたらこの世界にいました。」
「そうだったのですか。大変でしたね。」
タニアさんが素直な子で助かった!ほんとうは、推しが尊すぎるあまりショック死とか言える訳ない。しかも、その後変な天使様に強制送還されたとか、口が裂けても言えない!!
「なにが言えないって?」
「あ、あぁ。ごめんなさい!何でもするから!お願いだから聞かなかったことにしてー!!!」
「おぉ、何でもか。よかろう、聞かなかったことにしてやるわい。」
なんだよ、その喋り方。くそー!アイリスさんのガーベのこと気にしてなかった!もう少し、注意しておかないと。
「じゃあ、うちから二つ目。カリノちゃんの想像力は、どこで養われたの?」
おっと、これもなかなかの質問だ。サフラさんの喋るタイミングはいつもよくわからないな。常日頃、妄想ばかりしていまして!!なんて、言えるわけがないし。
「ほら私、数学が得意だって言ったじゃないですか。数学って、想像力があったほうが解きやすいんですよ。だからじゃないかなーって」
「うまく逃げたね。カリノ。」
「もー!アイリスさんは知りすぎです!」
もうアイリスさんには、隠していることがないような気がするぞ。
「三つ目は俺だな。そうだな、元の世界の飯は美味かったか?」
やっと、平和な質問だ。顔は少し怖いけど。
「はい、美味しい物もありました。けど、お肉はこの世界の方が断然美味しい。元の世界の調味料とこの世界の肉を組み合わせたら、キキョウさん絶対に気に入ると思います!」
「そうか、なら今度ちんちくりんが作ってくれよ!」
「そうですね、レシピ考えておきます。」
キキョウさんは、ガッツポーズをして喜んでくれた。キキョウさんだけではなく、他メンバーも嬉しそうだ。
「じゃあ、最後に質問というかお願いかな?」
「はい、なんでしょう?」
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