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妄想大好きオタクの私が異世界最強になれるってほんとですか?!  作者: 志波ゆき
第五章 もう一人の仲間
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99.レザン&トラウベ戦略

「アイリス、あの二人のガーべって。」


まずはどんな戦略が通じるかを考えないと。


「ごめん、わかんない。」


え、まじですか。思わずアイリスの方を見たが、びっくりして声が出なかった。アイリスでも知らないことぐらいあるだろう。私が頼りすぎなんだ。分からないってことは、探っていかないと。


「正義の鉄槌、、か。」

「レザンは、さっきなにでカリノを攻撃したんだろうな。」

「というと?」

「何も見えなかったんだよ。」


なるほど、じゃあ何かを発現させるガーべではない、ということになる。じゃあ、どうやって攻撃したんだ。


「カリノ、来るぞ!」

「あなたたちを潰すのは、この私。聖なる裁きを与えるのは、この私!」


(氷でアイリスもキキョウも囲う!)


向こうの力が強すぎる。氷が今にも砕けそうになる。


「もっと、、もっと強くだ!」


レザンの攻撃が収まった。あの攻撃が何度も来ると考えたら、恐ろしい。でも、収穫はあった。アイリスの言う通り、何かを発現させているわけじゃなさそうだ。それに、レザンの攻撃中、体が重くなる。


「アイリス、レザンのガーべは空気を操っているんじゃないか?」

「なるほど、それなら体が重くなるのも説明がつく。」

「どういうことだよ。」

「圧力だよ。圧力を操作することで、攻撃になっているんだ。」


レザンのガーべは、たぶんわかった。じゃあ、トラウベはなんだ。一度も攻撃してこない。ずっと後ろにいる。


「レザンのやつ、あれだけ酔ってるのによく動けるよな。」


あ、そうか。


「ナイス、キキョウ。今のでトラウベのガーべが何となくわかったよ。最初に倒すべきなのは、レザンじゃない。トラウベだ。」

「なんでだよ、あいつは全然攻撃してこないだろ。だったら、そんなやつ放っておけばいいじゃないか。」

「そうじゃない。たしかにトラウベは攻撃してこない。直接、はね。」

読んでいただきありがとうございます。

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