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死...そして転生へ

「良し！今回はどの方法で攻略するか...。まぁ、攻略できたことは一度もないんだけどね。」

今日もまた、白鳥花織を攻略するべくメモ帳とペンを用意した。

「このゲームヒロインの攻略の方法が何億通りとあるからなー。

良くこんなの作れたよな...。」

そう、プリンツハートは自分の好きな方法で攻略できるのだ...。

その中から白鳥花織の攻略方法を見つけださなくてはならない。

「正直...こんなの無理ゲーだよな。

でも！俺は諦めないぜ！白鳥花織ちゃんとヤル為に！

さてと、今回は学園で花織先輩と接点を持とう、その後はデートに誘って...。」

あれから、三時間が経った...。

ゲームの結果は...

「ハァー、今回も駄目だった...。

一体どうやったら攻略できるんだよ...。

もう...諦めよっかな...花織先輩の裸はラッキースケベで何回も見たし......。」

これまで、何万通りもしてきた京介が初めて弱気な言葉を吐いた。

だが、それも仕方のないこと一人のヒロインを攻略するのにあと何年...何十年掛ければいいのかと思ったからだ。

「...ハッ！何を言っているんだ俺！今日出来なかったら明日！明日できなかったら明後日！時間はまだまだあるんだ！

諦めるな。

やべっ、明日も早くから仕事だ...寝るか...。」

明日も仕事...気が遠くなる...でも、働かなくちゃ生きてはいけない。

俺は、絶対に花織先輩を攻略してみせる...。

そうして、京介は深い眠りにつき.........死んだ......。

原因は精神、肉体の疲労であった、それもそうだ、毎日毎日残業をしていれば精神、肉体の疲れも溜まってくる。

自分では気づかなかったようだが、肉体が限界を迎えていたのだろう。

では、次は来世で.. 。