学園試験【中編・下】
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俺たちは全力で走り何とかギリギリ試験に間に合った。
いやね?本当に危なかったよ...馬車のスピードが遅すぎるのも原因だけど...一番の原因は俺達がぺちゃくちゃと立ち止まり話していたからであろう。
いや、原因は明らかにそれだろうな。
それにしても、ここに居る全員が試験を受けに来ているのか?
すげぇー数だなパッと見500はいるぞ!
俺たちが今いる所は学園の広場だ。
結構広いはずなのに...パンパンだよ!
と、流輝がそんな事を思っていたら誰かが大きな声で静まるようにと促してきた。
「はーい!皆さん注目してください。
私はこの学園、プリンツ学園の校長代理の喜里川 香苗です。
よろしくお願いします。早速ですが皆さん、番号札はお持ちですよね?
校門で配っていたものです。
番号札は1~549まであります。最初は1~60の番号の人達。貴方達は北方にいるの先生の所まで行って試験会場まで案内してもらってください。
そして、60~120の番号の人達は南の方に居る先生のところまで行って案内してもらってください。
そして、120~180の番号の人達は西の方に居る先生のところまで行って案内してもらってください。
次は、180~240の人達......」
と、長い話をしている。
俺の番号は473だからまだ話をちゃんと聞かなくても良いだろう。
因みに、メアの番号は472、楓ちゃんのばんごうは471だ。
俺達の番号は殆ど変わらない。
っと、そうこうしているうちに近い番号まできたな。
「そして、420~480の番号の人達はそのに立っている先生に案内してもらってください。そして......ry。」
えっと、ここにたっている先生?どこ?
え?どこ?
どうやらその先生の場所が分からずに探している人達がおれの他にも多数居るようだ。
(良かった、分からないのは俺一人だけじゃないぞ。
いや、それにしてもどこにいるんだよ?
いやまじで。)
「......ええい!お主ら!我がその先生じゃ!身長がお主らと変わらないからって格好を見ればわかるであろう!!
まぁ、そんなことは今はどうでもいい。
ほれ、ついてくるが良い、案内してやるから。」
え?マジかあれが先生かよww。
何て、知ってましたけどね、だって、あれって...プリンツハートヒロインのお母さんでもある人だからな...忘れるわけが無い。
何故なら彼女の娘は...
「流輝様?呆けてどうしたんですか?
行きましょう、置いていかれます。」
「流輝君...行こ?」
おっと、そうな事をどうでもいいか。
まずは、試験が大事だからな。
よし!必ず受かってやるぞ!そして!合格して毎日先輩の姿を拝見するんだ!!
あっ、ストーカーとかはしないよ?
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