表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/39

専属魔法講師が来た

さて!

朱音が領地に帰ってから一ヶ月が経ちました!

なんで、こんなにテンションが高いかって?

決まってるだろ?俺の魔法の先生が今日来るからだ。

楽しみだ何を教えてもらえるのかな。

嗚呼...待ちどうしい。


そんな妄想をしていたら扉がガチャッと開いた。

誰だろうか?と扉を見てみると


「流輝、お前の魔法の先生がおいでなさったぞ。

出迎えるから一緒に来てくれ、あっ、それと失礼の無いようにしろよ。

あの人結構気難しい人だから。」


お父様だった。

それよりも魔法の先生が来たらしい、気難しい人と言っていたけど、どんな人なのだろうか...。

お爺さんなのかな?お婆さんなのかな?

できればお姉さんが良いな。


「分かりました。すぐに行きます。」


「ああ...。行くぞ。」


お父様がそう言うと玄関まで歩き出した。

そして、俺もお父様について行く、なんか親鳥に必死について行くひな鳥みたいだな。


まぁ、色々魔法とは関係ない事を考えている内に玄関まで着いた。


「星野殿入ってきてくれ。」


ん?星野?どこかで聞いたことがあるような。


「分かりました。失礼します。」


ギィ...と扉の開く音がする。さぁ、俺の魔法の先生はどんな方なのでしょう。

少し、声が幼いような気がしたけど...大丈夫なはずだ。


「公爵様、流輝様、お初にお目にかかります、私は、星野葵と申します。」


なんということでしょう。

目の前には青髪、紫目の美幼女が居るではありませんか。

それに...星野葵、プリンツハートのメインヒロインの一人だ。

星野葵はプリンツハートプレイした人達からエロいエロケ、とめっちゃ言われていた子だ。

確かに、すぐに全裸になるは、野外でヤリたがるは、で大変下の方ではお世話にはなったけど。

それにしてもさ、最近プリンツハートのヒロイン達と出会いすぎじゃね?

何これ...運命?

なら、この調子で先輩と出会える?

まぁ、そんなうまいことは起こらないか。

おっと、取り敢えず挨拶挨拶。


「は、初めまして、桐樹流輝です。

貴方が魔法の先生で宜しいのでしょうか?」


「はい、私で間違いありません。

やはり、私みたいな幼い先生は嫌でしょうか?」


んー...嫌じゃないけど...さ...。

ちょっと心配なんだよね。

主に下の方とかが。


「いえ、お若いので少しビックリしただけです。

それより、お父様...少しお話があるのですが。

宜しいですよね?」


「お、おう。

近くの部屋まで移動しよう。」


「大丈夫です。ここで済ませるので。

星野さん、少し耳を塞いでくれますか?」


「は、はい。

了解しました。」


俺の指示を聞き受けた星野は動揺しながらも耳を塞いだ。


「お父様...。

僕が何を言いたいか分かりますよね?」


「はい。」


「僕は、ビックリしましたよ。

魔法の先生がこんなにも幼いなんて。」


「はい。

で、でも、見た目は幼いけど魔法に関しては天才と呼ばれているから。

いいかなって...。」


うわぁー、お父様って案外馬鹿なんだな。

まぁ、折角来てくれたし教えて貰うか。


「はぁ、もういいです。

僕は、星野さんと少し話した後に魔法を教えてもらうのであっちに行っていてください。

あっ、星野さんもう大丈夫ですよ。」


「分かりました。

ところで、どんなお話を?公爵様が震えてなさるのですが。」


「ん?少しお話をね?」


「そ、そうですか。」


「ごほん、星野殿...私は急に用事を思い出した、魔法の訓練は全て任せるぞ?」


「はい。

了解しました。お気をつけて。」


星野の言葉を聞いた瞬間お父様は目にも止まらぬ速さで何処かへ去っていった。


「では、流輝様、始めましょうか。」


「はい!よろしくお願いします!」


ずっと、楽しみにしていた魔法だ!

どんな魔法があるのかはだいたい知っているけど威力の調整やゲームにもなかった魔法があるかもしれない。

さぁ、頑張るぞ!

















評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ