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んっ ハルト 誰だ
見たことあるような
・・・
そういえば 学校で すずと一緒にいるのを見かけたことが
・・・
ハルトは叫ぶ
・・・
しかし 知らない言語
通じない
・・・
すずは泣きながら叫んだ
「ハルト ハルト 私が分かる」
ハルトも何かを叫ぶが
通じない
・・・
国王が立ち上がり
「すずよ 敵の英雄を討ち取れ」
いきなり すずの顔が苦痛に満ちた顔に
苦しみ出し
「嫌 嫌よ ハルトに会えたのに やっと ハルトに会えたのに」
涙を流しながら苦しんでいる
「すず どうした」
俺が聞いても返事をしてくれない
国王は再びすずに
「すず 敵の英雄を倒せ」
「嫌 嫌 嫌~」
すずは苦しそうに
「すずに何をした」
俺が国王に叫ぶと
国王は俺から目を逸らし もう一度
「すず 敵の英雄と戦え」
すずはゆっくりと前に出る
フラフラと涙を流しながら
どういうことだ
ハルトは剣を下げた
近づいてくるすずに走って駆け寄る
すずを
ハルトがすずに
・・・
兵士達が一斉にハルトに攻撃魔法を 弓で矢を
すずの目の前で ハルトは倒れた
そして
兵士達が倒れているハルトに
剣や槍を突き刺した
「いやややややああああああ~」
すずはその場に座り込み叫ぶ
俺はすずを後ろから抱きしめるが
すずの悲鳴は
涙は止まらない
・・・
俺は泣き叫ぶ すずを無理やり抱きしめ
無理やり部屋に
・・・
震えている すずを抱きしめる
すずは全てを失ったように
呆然とした顔に
・・・
何がどうなっているんだ
・・・
俺には何も分からなかった
・・・
翌日 シャルロットに話を聞くまでは
・・・




