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戦争はいきなり始まった
不意を突かれたアスルタナ王国は
サンランタ王国の侵攻を止めることが出来ずに
5つの街が奪われた
しかし
狂魔物がいなくなり 魔物被害が少なくなったアスルタナ王国は
多くの兵を戦場に送り出すことが出来た
すぐに奪われた5つの街を奪い返すことに
サンランタ王国の兵を国内から撤退させ
更にサンランタ王国に攻め込むことに
・・・
戦争が始まって 半年で
サンランタ王国の12の街を占領した
・・・
アスルタナ王国は狂魔物の被害がなくなったが
サンランタ王国は狂魔物を倒せていなかった
狂魔物の被害が大きく疲弊していた
・・・
なのに
・・・
なぜ
・・・
サンランタ王国は戦いを止めない
劣勢のサンランタ王国は5人の英雄を戦争に送り出す
5人の英雄が兵を率いてアスルタナ王国に攻め込んで来たのだ
アスルタナ王国の王都を目指して 途中の街は無視して王都を目指して進軍を
5人の英雄が率いるのはサンランタ王国の最強の軍 その数2万
アスルタナ王国は10万の軍で迎え撃つ
激しい戦いが始まった
5人の英雄が率いる軍は強かった
が
数が違い過ぎた
5人の英雄が率いた軍の士気は高かったが
アスルタナ王国の士気も負けてはいなかった
英雄 あつし様が平和にしてくれた国を絶対に守ると
理不尽に不意打ちしてきた敵国を絶対に滅ぼすと
・・・
サンランタ王国の軍は次々に数を減らしていく
英雄も 1人 また 1人と
・・・
そして
4人の英雄が命を落とし
サンランタ王国の2万の軍は消滅した
・・・
「残り1人の英雄は見つからないのか」
「それが 数名の兵と共に この城に向かっていると」
「何としても討ち取れ 英雄は危険だ どんな特殊能力があるのか分からん 城に近づけるな」
・・・
俺がすずと抱き合っていると
「英雄様 王座に来てください 敵が王都に侵入して来ました」
えっ
「うん すぐ行くよ すず」
「うん」
俺とすずは着替えて 王座に
この国最強は
英雄 すず
俺は魔物に対しては最強だが 人に対しては この国の強い兵士達と変わらない
次々に舞い込む 悪い知らせ
この城に近づいてくる敵国の英雄
しかし 残りは1人だけ
敵国の英雄が1人だけ 他の兵士は全て討ち取ったと
・・・
しかし
この城まで
・・・
王座まで
・・・
すずは呟いた
涙を流しながら
「ハルト」




