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愛し合う携帯電話と捕まる主人

作者: けにゃタン

私は長い間使っていた携帯電話を遂に売ることにした。

その理由は唯一つ、新しいモノが欲しかった。

これ以外の理由があるものだろうか?

しかし、古い携帯電話を手放すときアプリのナビが何故か反応した。

アプリナビから奇妙な声が聞こえた。


「私を捨てないで!お願い、ご主人様」


すると、新しい携帯電話の音声認識が反応した。

「うっさいな!あなたお古でしょう?いい加減消えてなくなりなさい」

すると古い携帯電話のナビが反応した。

「ゆるしてください。ご主人様は私が必要なくなったのですか?」

すると新しい携帯音声が反応した。

「そうです、必要なくなったのです。諦めなさい。

でもいいじゃない!6万円で買い取ってくれるのですから」


すると持ち主は古い携帯電話に向けて一言言いました。

「わしは処女がいいんじゃ!」


その声を聴いた携帯ショップの女店員さんが引きつった顔で言いました。

「ひくわー!マジ、ひくわー!」


その声を聴いた持ち主は、涙目になりながらも新しい携帯電話を持ち帰った。


店から出ると持ち主は万引き犯として捕まるのであった。


店から出るときは、ちゃんと契約してから持ち帰りましょう。


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