''温かい''
「おまたせー!待たせた!ごめん!」
明るい声が、ロビーに響き僕は顔をあげる。
飛鳥さんだ。なぜか私服の紺色ワンピースに身を包んでいる
天真爛漫だなぁと思いつつ
「大丈夫ですよーそんなに待ってませんから。」
と微笑しながら言う。
「よし!今日はどこか外で食べよー!」
え、待てよ。完全に油断して、普段着なのだが。。。
「あ、いーよいーよ服なんか。君と食べれるだけで、いいよ」
「あ、、はい!」
なぜだろう。すごく楽しみだ!
ーーーーーーーーーー食後ーーーーーーーーーーーー
「食べたねー!美味しかった!」
まさか、こちらに全て代金を支払わされるとは思ってもなかった。。
「ねーねー堂島君はさ。なんで組織に入ったの?」
不意にこんな質問をされる。
なぜだろう。。人助け?いやそんな事ない。なぜだろう。
「わかりません。なぜか引き寄せられるように。。。」
「やはり君もか。。大体そうなんだよ。狂人課の人間は」
「私も、分からないのだよ。けど人を助けたい!っていう気持ちはある!」
飛鳥さんは強いな。。僕は思う
「ねぇ堂島君。君は守るものはあるかい?」
ない。正直ない。全く。親も成人手前で亡くし。家族もない
「ありません」
「では、、、」
「私が君の大切な''者''になろう」
その言葉が、発せられた直後。。。
僕の唇と飛鳥さんの唇は重なった。
少し寒くなってきた頃だった。。
だけど、僕の体は温かかった。
飛鳥さんの、体温が間近に感じられ
吐息が身体にかかる
''温かい'''
あはははははは
もーやだ。ラブラブ
自分で書いてて思った
ラブラブじゃん
読んでくれてありがとねぇ
次話もよろしくねー!評価、感想もよろしくー!
ではでは、