「陽気な隊長」
さっきから足が震えて、動かない
というか、動く暇もない
僕は、今現場にいる。
「狂人駆逐」現場に!!
あちこちに血らしき物が飛び散っている
建物内に響く、肉を抉るような音に耳を塞ぎたくなるが、そうするのも怖くてできない
先輩?達が建物の中心に集まり、何か話してから、数人が肉片を集めて、袋に入れ始めた
その光景を呆然としながら、見ていた。
「だいじょーぶかーい?しんじんくぅーん。おーいおーい」
気の抜けたような女性の声で、僕の意識はやっと帰って来た。
目の前には長髪で、いかにも、''美人''というような人がいた
僕は女性との関わりがなかったから、
「へっなっへっ???」などという意味不明な言葉を発してしまった
「おやおやしんじんくーん放心状態かーい?おしっこ漏らさなかったー?アハハ」
「もっもっもっらして?いません?」極度の緊張とさっきの光景を見てしまったからか、喉から声がでない
「まぁいいよ。初めての人は大概そーなるからねー。私は飛鳥よ。大守 飛鳥。今はこの3番隊の隊長!そして君の上司だよー!よろしくねー」陽気にそんな事を言うが、年はどうみても僕より下だ。20歳くらいか
「君の事は聞いてるよー!大峰さんが教えてくれたー!えっと名前はーど、ど、どーどーなんたら」
「どっ堂島です」やっと声がでた
「あー堂島君!そうそう堂島君!君強い資質もってるらしーねー!期待してるー!」
強い資質?強いとかあるのか?
「まーいいやー今日はもう一件あるから、いこー!遅れちゃうー!道島君もちゃんとついてくるんだよー!」
僕は本当にやっていけるのだろうか
ああーー!やっとかけたあああああああ
忙しくてかけてなかったー!!
まだつづきまーーーーす!!!!
てか読んで、くれてるひといるのーーーーー!?
評価とコメント?よろしくねええええええ!
読んでくれてありがとーーーーーー!!!