残雪
僕は、椅子に座って外を見る。
つまらない人間の事を理解しようと観察するが、毎度すぐに飽きてしまう。
どうやっても、退屈だけは好きになれないなぁ。
天井を見上げて思う。
嗚呼。退屈だ。
僕は、残雪。
昔僕の事をそう呼んだ人間が居てね。
そいつは、他の人間とは違った。
優れた感性の持ち主だった。
けど、人間はすぐに死ぬ。
どうやって工夫しても。
結局、そいつもつまらない死に方をしてしまった。
もう僕なんて600年近くここに幽閉されてるのにね。
そいつは、僕に様々なものを教えた。
人間の事とか。
奇妙な事件の事とか。
死と生とか。
その時は楽しかった。
50年なんかあっという間に過ぎた
けど、そいつがいなくなってから大変だった。僕を継承するのは、子孫ども
そいつらは、本当に退屈な奴だった
少し愉快だった日々が急に退屈になった
ここに来る奴もいない。
面白い事をする奴もいない。
ずーと退屈だった。
そんな時だった。
堂島が出てきたのは。
最初はつまらない奴だと思った。
けど、あのゴミ溜めに入ってからはマシになった。
ゴミ溜めには、僕みたいな奴を抱えた人間が沢山いた。
少し、面白いと思った。
僕にコントロールされる堂島の姿は愉快だった。
僕は、考えた。
まだ、退屈だ。
だったら自分で動かせばいいじゃないか
いい考えだと思った。ニヤリと笑う
体を奪うなら、まず一緒にならないといけない。だから、力を与えた。
あいつにも、与えなかった力を。
初めて楽しみと思ったかもしれない。
口角が上がり、大声で叫び、笑う。
その狂笑には、狂気的で、悲壮感が漂っていた。
「僕たち、資質がどこまでいけるかな」
全然かけなかったよー!
ごめんなさい!!!
書く書く詐欺ばっかりだわw
どうか、離れないでやってください!
えーと、今回は残雪のお話です!
残雪は、狂人の資質です!
解説しなくても、聡明な読者様はわかるかw
でも、僕の書き方が下手だったら意味わかんねーかw深夜に書いてるので、誤差とか文の矛盾とかあるとおもいます!ごめんなさい!許してください!
次回からは、2章に入っていこうと思います!よろしくお願いします!
ではまた!