日常の1ページ『じゅうろく』
「なぁマエダ」
「助けてササキ」
「…頑張!」
「ずっとやってると以外に辛い」
「しょうがないだろ。タナカ貧血で倒れちゃったんだから」
「それで何故、俺がおんぶし続けなきゃならんのじゃ」
「いや、だって寝ちゃってるし…今更起こすのも」
「俺、タナカさん家知らないんだけど」
「あ、俺も俺も!奇遇だねぇ〜!」
「奇遇って言わねぇよ」
「どうすんの?」
「どうしようか?」
「そのまま二人でホテルイン!てか?」
「はぁ?」
「何でもないですスミマセンごめんなさい」
「本当にどうしよう」
「起こせば?」
と、実は起きているタナカさん。現在寝たフリ中。
「揺すってみたら?」
「え、じゃあよろしく」
「いや、マエダがやれよ」
「俺、おぶってるんだけど?」
「上下に…はい始め!」
「お前、何様?」ユサユサ
(マ、マエダくん。ヤバ、ヤバイ。すぐ側でマエダくんの匂いするし、あ、アソコが擦れて…声が…)
「……ンッ」
「お!起きたか?」
「タナカさん!タナカさん!?…寝てるな」
「今度は左右に!」
「いや落ちるわ」
(あ、危なかった。こんなにマエダくんに近付けること無いのに、起きてるのバレたら降ろされる)
「…な、なぁマエダ」
「ん?」
「あ、あのさぁ…」
「うん」
「タナカって一応…女の子じゃん」
(ササキの野郎、、、)
「失礼な言い方だな」一応て
「その、だな…おんぶしてて…」
「?」
「お、おっぱいの感触とか…する?」
(お、おっぱい!そうだった〜。今私のおっぱい、マエダくん当たってるじゃん!)
「うわ〜引くわササキ」
「いやいや真剣に」
「そんな事、真剣に聞くなよ。カズマって呼ぶぞ?」
「で、どう?」
(どう?マエダくん、気持ちい?)
「あ?あぁ…あんま意識して無かったけど…何か柔らかいのが当たってるな〜、て感じ」
(/////)
「何じゃそら」
「あ、でもちょっと硬い部分もある」
(…っ!)
「ん?それ乳く「ああ!!よく寝たぁ!!あれマエダくん!?ずっとおんぶしててくれたの?ありがとう!!!」
「おはようございますタナカさん。夜だからあまり大声出さないで下さいね」
「なぁタナカ。お前まさか…ノーブ「あれぇ!!?ササキまだ居たのかぁ!!」
べシッ!
「痛い!え?ええ?殴った?今、殴った?」
「どうしますかタナカさん。降りますか?それともこのまま駅までおぶって行きましょうか?」
「お、降り……降りるんです」
「そ、そうなんですね」
「お前らの言葉使いおかしくね?」
「「そうだなよ!あるなんですよ!」」
「何でそれがハモるんだよ」
「ぅぅ…じゃ、じゃあなマエダくん。今日は、ありがとう。ごちそうさまでした」
「おう」あれ?何かおごったっけ?
「俺は?」
「駅まで贈りましょうか?」
「い、いいよ。じゃ、じゃあまたな!」
「俺は?ねぇ俺は?」
「行ったな」
「俺は?ねえ!!」
〜終わり〜




