僕の1ページ 『暴食編』
僕の周りには、「暴食」、「色欲」、「強欲」、「憤怒」、「怠惰」、「傲慢」、「嫉妬」、と呼ばれる人達がいる。通称も何も無い、ステータスは一般的な僕に、何故かその人達は絡んで来るのだ。
そんな彼らが、今日もまた僕を困らせる。
「はぁ〜...」
月曜日の登校は憂鬱だ。土日という休息が終わり、勉強と言う名の鎖に拘束される。羽をもがれた鳥のようにに、牙を抜かれた獣のように、抗う術もなく、ただ当たり前のようにやって来るそれは...人々の自由をむしり取る。
まぁ、いつもと変わらない、平穏な一週間が始まるわけだが...
ポンポン
誰かに肩を叩かれる。登校中、知り合いに会うのは何も珍しい事じゃ無い。でも、
「はぁ〜...」
僕は、ため息混じりに後ろを振り向く。
「よっす!オハヨーグルト!!」
陽気に声を掛けてきた、朝からハイテンションなコイツは、
「あ、うん。おはよう...暴食?」
「おいおい、返しが冷たいぞボルシチ!」
俺をボルシチと呼ぶコイツは、暴食。名前は...まぁいいや。いつも
「腹減ったぁ〜」
と言って何かを食べている。授業中例外では無い。だが、そんな彼が今は何も食べていないのだ。
「どうしたの?風邪?失恋?」
「なぜに?」
「暴食が何も食べて無いから、驚きのあまりつい。」
「フフフ!聞いて驚け!見ておののけ!俺はついに...究極奥義を編み出した。」
「は?奥義?」
また面倒な...
「その名も、″クエーサーイート″だ。」
「はぁ...」
「見てろぉ!」
............
「ろうだ!(どうだ!)」
「あ?」
「らはは、ろうら!おへのおうい!(だから、どうだ?俺の奥義!)」
「はぁぁ?」
「はがは、k$☆@s¥€*!#=\n%,@")y*♪Åp✿§!!!」
「口の中無くなってから話せよ!何言ってんのか分かんねぇーよ!」
「b"$☆*€&§ღ(?+%£Å✲\∵≠♯♪¿‰」
「ああぁぁぁうぜぇぇぇぇぇ!!!」
土曜日まで後、5日
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「光速で物を食べる。それが我が究きょふおうい!ハムハムハムハム!」
「それ、俺の弁当なんだけど.....」




