風俗令嬢フウカの「つれづれ日記」~風俗に感謝していること~
現役風俗嬢フウカです。
12月の週末といえば、
飲み屋さんは忘年会で大賑わい!!
今月は忘年会が目白押し!
なんて方もいらっしゃると思います。
かく言うフウカも、
昨日は忘年会でした。
会社のオジサマ(年上の上司)
とテーブルを囲み
「かんぱ~い」
と、まずは、ビール
そして、わいわいガヤガヤ
お鍋をつっついていたのですが…
フウカ、会社の上司と
一緒にお鍋を囲んで、
楽しく会話なんかが弾むと、
しみじみ、
風俗に感謝することがあります。
というのも、(フウカの場合ですが)、
「風俗が、フウカを
男性と普通にしゃべれるようにしてくれた」
からです。
フウカは、週に数回、
風俗店「パッション」に通ってはいるのですが、
本業は、OLさんをしています。
そして、フウカ、以前は全く
会社の男性としゃべれませんでした。
同期はまだいいのですが、
上司、とくに年の離れた上司とは、
何を話していいのか、全くわかりませんでした。
「こ、この上司、苦手なんだよね…
いつもおっかない顔してて…」
と、第一印象がこんなかんじだと、
もうダメです。
フウカ、仕事上必要なことは、
しゃべらざるを得ませんが、
それ以外、とくに飲み会の席など、
貝になってしまい
かたくなに黙りこくってしまいます。
となりに座っている
同期の女の子は、社交的で、
明るく愛嬌があり、
会社のみんなから、分け隔てなく、
愛されていて、
「いいなぁ」
と、とても羨ましいです。
「なのに自分ときたら…
フウカ、いつも黙りこくって、
つまらないコなんだろうな
うっとうしいんだろうなぁ」
と、自分を卑下しました。
(※あ、これとは関係ありませんが、
引きこもりをしていた時期もありました)
が、ここ、風俗店「パッション」に来てから、
フウカ、変わりました。
風俗店「パッション」は体を使うサービスとはいえ、
お客様と一対一でお話する時間があります
なので、最初はドキドキ、そわそわしながら、
お客さんとぎこちない会話しかできませんでした。
でも次第に、お客様と自然な会話ができるように
なってきました。
男性って、女性のこと、どういう風に
考えているのか、少しずつですが、
なんとなく分かってきて、
例えば、
こういうことは、男性に言ってもいいし、
言うと、喜んでくれるんだ
と、いうことも分かってきたからです。
そしてそれは、
ここ風俗だけの話ではなく、
一般の社会の男性も、
基本的に同じだ、と気づきました。
なので、次第に、会社の上司とも
しゃべれるようになり、
男性だけではなく、
どうしたわけか女子間との会話も弾むようになり、
「フウカちゃん、性格明るくなったねぇ」
と、ここ最近、よく言われます。
そしてそして、
まわりからの反応だけでなく、
何よりも自分自身が楽ですよね。
今まで苦手だった人たちとも
普通に話せるようになり、
ちょっとしたコミュニケーションが
スムーズに進み
なので、流れる空気も軽やかです
会社も、居心地のいいものに
なってきて、
「この人、こんな一面があるんだ」
と、その人の良い面も見つけることができたり、
世界が全体が
明るく広がってゆく気がします。
それもこれも、
風俗店「パッション」に通ったから、です。
風俗も捨てたもんじゃない!!
(笑)
いえいえ、
フウカが単純に、
人見知りだっただけです。
フウカが単純に
男性に免疫がなかっただけです。
フウカが単純に
何も知らなかっただけです。
風俗に通わなかったら通わなかったで、
フウカだって何かしらのきっかけで、
年上の男性と普通にしゃべれるように、
なっていたでしょうし、
風俗だけが全てではありません。
でも、風俗がフウカの心の扉を
開いてくれた、という事実もまた、
まぎれもなく真実です。
なので、大げさでしょうが、
でもそういう意味で、
フウカは、この業界、風俗に
感謝の念をいだいています。
フウカ