表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

‐冬‐

作者: 雪空

寒い冬にちょっぴり温かくなるお話です。


「はぁ………寒っ。何でこんな日に俺外にいんだよ。」


理由はこうだ。幼馴染みの白がこの間彼氏に振られた(らしい)。んで、ストレスの発散に今日1日付き合えと。このポジション結構ツラいんだよな…


「ったく、人の気も知らねえで……」

「何1人でブツブツ言ってんの?ハゲるよ?」

「おっわ!?何だよ、突然沸いてくるなよな。」

「私は温泉かっつうの。」


やっべー、めっちゃビビった……聞かれてないよな?

「ってか、お前が誘って遅れるなよ。」

「2分遅れただけじゃん。」

「普通は5分前に来んだよ。」

「はー、相変わらず細かい男だね。だから彼女出来ないんだよ。」

グサッ

「うるせー、ほっとけ!」


俺は細かいとかマメとかよく言われる。特に意識してやっているわけではないが……まぁ、適当過ぎるやつが近くにいたせいかな。反面教師ってやつ?(使い方あってるか?)


「今日はとことん付き合ってもらうから♪」

「はいはい………で、どこ行くんだよ?」

「んー、適当。」

「またかよ。ホント行き当たりばったりだな、お前……」

「楽しきゃいいのよ。楽しきゃ♪」


はぁー……ホント適当なやつ。でもこいつのこうゆうトコに救われたりすんだよな。

「じゃあ、レッツゴー♪」

「おー………」

「気合いが足らん気合いが!」


ドカッ


「痛ってぇ。飛び膝蹴りかますなよな。」

「だって………」



は、くしょっ


「ほら、そんな寒いカッコしてるから。」

「寒くないもん!」

「痩せ我慢すんなって。お前冷え性なんだから。ほらよ、手袋。」

「あ、ありがと。」

「行くか。」

「うん♪聖、映画行こ。映画。」

「はいはい(笑)」







もうちょっとこのポジションでいいか……な?

私も冷え性です。冬は手袋、マフラー、ホッカイロが外せません(笑)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ