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気がついたら同じ麺ばかり保冷

0円生活を初めて3週間が経った時の話。


この日に2度目の天国を俺は見た。天国に着いた俺は死ぬところだった。

そこに現実世界で俺を天国から目覚めさせたのがアフロがトレードマークの植木だった。植木が必死になって死にかけの俺を目覚めさせてくれた。

「しっかりしろ!稲山!起きるんだ!帰ってこい!」

俺を呼ぶ声に引き止められ、天国から帰還をした。

「はっ!」目覚めた俺は意識がまだかすれていて植木のことを植木と認識できないまま、植木のアフロが焼きそばに見えてしまっていて、喋る焼きそばと認識してしまっていた。焼きそばを貪り喰う俺はむしゃむしゃと焼きそばではなく、植木のアフロを半分ほど平らげてしまった。

「おぉ、そうだ、雪も残っているし保冷しよう」俺は変なことを口にして植木のアフロを全てむしり取って、雪の中に埋めてしまった。それを毎日のようにちまちまと食べて3度目の天国を見たのであった。

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