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俺は妄想の中では最強  作者: 西坂楓


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3/5

揃ったピース

早見瞬は考えていた。

(バトル系で俺が覚醒するのは良いとして、世界観をどうするかが問題だよなぁ)


(取り敢えず悩んでいても仕方がない。)

早見は日常生活の中から設定を見つけることにした。


早見は今家にいる。

家の中で早見は出来ることを考えていた。


(気分転換に久しぶりにニュースでも見るか)


早見はリビングに行きニュースをつけた。

テレビでやっていたのはテニス特集だった。


「世界ランク12位の選手が…」

とニュースキャスターが喋っている。


その一瞬を早見は聞き逃さなかった。


(ん、世界ランク?これを設定に組み込むとしたらどうだろう。例えば世界ランクを世界の国々が競い合ってる世界で、そうだ、その世界ランクは何で競い合っている設定にしよう。)


早見は妄想力と同時に培ってきた想像力を最大限発揮し、徐々に設定に決めていく。


(世界ランクは能力者の強さで決めることにしよう。

武術、属性魔法、ユニークスキル。この3つがある設定にして、武術と魔法はそれぞれF〜Sランク、もしくはそれ以上に分かれてる設定にして。ユニークスキルを持っている人は貴重にしよう。そもそも能力者を貴重にするべきか。)


早見の想像は止まらなかった。早見は集中し過ぎて

身体中の血液が全部頭部に集中しているような錯覚さえ覚えた。


(そうだ、その国ごとに能力者を集めてる国家組織がある設定にしよう。そして世界ランクもあるけど国ごとに能力者の総合力でランク付けしよう。)


そろそろ設定が出来上がりそうな気配だ。

ただ、あと一つピースが欲しい。


(取り敢えず、今妄想に組み込む設定をまとめよう。まずバトル系で、主人公である俺が覚醒する。そしてその世界には世界ランクがあって、その世界ランクは能力者の総合力(武術ランク、属性魔法ランク、ユニークスキル)で決めることにしよう)


そう思考を巡らせている時、早見は気付いた。


(結末はどうしよう、ハッピーエンドとかバットエンドとか、終わり方にも色々あるもんな。まあ、それはその世界に入ってからのお楽しみということで。)


ここ数日、色々あったがやっと自分が妄想で気持ちよくなるための設定、

もといピースが揃い自分が考えた世界がどんなものになるか期待で胸を膨らましている早見。


(一体どんな世界になるんだろうな、最近忙しかったからあの能力を使うのも久々だな。何はともあれ設定は決まったことだし、久々の妄想をまったり堪能しよう。)


そして早見は新しい世界に行く覚悟を決めた。

早見の目はいつもより引き締まっていた。




早見は自分の部屋に行き、ベットに座り、壁に寄りかかり、目を瞑り、深呼吸し、集中して妄想できる姿勢に取り掛かった。



早見は、いつも能力を使う時に言うお決まりの言葉を言うことにした。


「いざ行かん、新天地へ。」




すると早見の意識が朦朧とし、身体が宙に浮いている感覚に陥った。どんな感覚か一言で表すなら、幽体離脱だろう。


早見が幽体離脱の感覚に陥ってから3秒も経たずに完全に意識が途切れたーーー。


早見の身体に降りかかる西日のカーテンに、埃が楽しそうに纏わりついていた。


      ーーーーーー設定ーーーーーー

    

        ・バトル系


        ・主人公が覚醒


        ・世界ランク


        ・???エンド









次回からとうとう早見が不思議な世界に足を踏み入れます。

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