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4.少数派

 利き目は五円玉などの穴を通して見える対象が右目か、左目かで判断できるらしい。


 利き耳は難しい。電話で耳に当てる方だと思ったがそうでもないみたいだ。


 文字を書く際に利き手を空けるため、その反対の手で電話を扱っている人が年配の人が見受けられる。


 ただ左手で右耳に電話を当てている人は利き耳が右なんだろうとは思われた。



 利き足は分かりやすい人と分かり難い人がいた。


 歩くときに左右の歩幅が違う人。足を痛めたりしていてもあり得るので一概には言えない。だが多分歩幅が大きい方が利き足ではなかろうか。


 階段などで先に出す足。そっちをよく使うということだろう。


 蹴り足。サッカーなどでボールを蹴る足だ。利き足のはず。



 軸足。……問題だ。双子の姉は跳ねたり蹴ったりする足も右だが、軸足も右だった。片足立ちで右足で立っている方が楽だったからだ。だがそうするとサッカーとかでボールを蹴るときに軸足と蹴り足が同じだと蹴れないということになる。


 ハードル走のときの足を前に出してハードルを飛び越えるとき、右足を前に出す方が足が高く上げやすいために地面を蹴って跳ぶための足は逆の左足になる。


 この場合は利き足は右なのか左なのか。



 左右のバランスが悪い人は利き足などが分かりやすい。


 しかし上記のように他のことも考慮してやり易い方を優先しているときは何を重要視しているかで変わって来る。


 自転車の片手運転している人は利き手で何かしていたりで、逆の手でハンドルを握っている。


 利き手で重要な方を優先して、逆の手で重要視していない側に回す。


 あくまでも優先している方が利き手だから、どちらを優先しているのかで変わってくるのだ。



 走る場合など、運動をよくしている人は左右のバランスも良く、利き足がどちらか判断しにくい。


子供も、まだどちらの足を使うか決まっていないからか、体育の授業で休めの姿勢を取る時に右足を動かしたり左足になったりという子が教師に叱られていた。





 スポーツでは対人戦、特に個人でのものは左利きが同じようなレベルでは有利なようだ。


 テニスや卓球、柔道など。剣道は持ち方などが決まっているためちょっと違うようだ。


 サッカーのドリブルやバスケのシュートなども団体競技だが部分的には個人同士の対戦であるためか左が有利のこともある。


 だが料理やら医者の手術などはチームで行うために同じ利き手同士の方が対応がしやすいという。


 少数派である左利きは、そのときには排除される。





明日次回5.嫉妬

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