表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【ダンジョン・ニート・ダンジョン】~ダンジョン攻略でお金が稼げるようになったニートは有り余る時間でダンジョンに潜る~  作者: シオヤマ琴
第一章 日進月歩

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

89/233

第89話 オーク狩り

地下九階層で俺は豚に似たモンスターのオークを倒しつつフロアのアイテムを回収していった。

フロアには合計三つの宝箱がありそれぞれ中から象の像とデスサイスと風切りのバンダナを手に入れた。


といっても象の像は持っていると不幸が訪れる呪われたアイテムだしデスサイスも攻撃力は+30とかなり高いが持っていると防御力が0になってしまうやはり呪われた武器だったので早々に手放した。


一方風切りのバンダナは防御力+2で素早さもアップする防具なので鉢巻きの代わりに装備し直した。


「いつも通りオーク狩りをするんですよね」

「もちろん。時間はあるんだフロアボスのところに行く前に出来ることはやっておくさ」


俺は首からぶら下げたにおい袋を開け放つ。


「さて始めるか」



においにつられてやってきたオークたちを斬り倒していく。

オークの動きは遅いのでほとんどダメージなく蹴散らしていった。


におい袋を開けた場所が悪かったのか途中前後のオークに挟まれヒヤッとする場面もあったがかすり傷程度で済んだのは幸いだった。

神秘のスカートのおかげで多少のダメージなら自然に回復してくれるので俺は気兼ねなく大立ち回りを演じた。


オーク狩りの最中一旦におい袋の口を閉じると快眠枕で仮眠をとり万全の体調で再度オーク狩りを続けた。

影縫いのお守りの効果でいちいち階を移動する手間も省け、オークと戦うことおよそ二十四時間――


【オークコレクターを取得しました】


俺はオークコレクターを手に入れたのだった。



*************************************


マツイ:レベル75


生命力:130/130

魔力:80/80

攻撃力:88

防御力:85

素早さ:66


スキル:魔眼、テイマー、スライムコレクター、ゴブリンコレクター、ゾンビコレクター、ビーコレクター、コボルトコレクター、バットコレクター、ボアコレクター、スケルトンコレクター、オークコレクター

魔法:バトルマッチ、ヒール、バトルアイス、キュア、バトルウインド、ハイヒール、バトルアース、ハイキュア


*************************************



オークの経験値はそれなりに高かったので俺のレベルは必然的に64から75へと上がっていた。


またドロップアイテムもかなり手に入ったのだがそれらはみな鉄の槍かオークの肉だった。

鉄の槍は長くて皮の袋の中には入らないため仕方なく諦めオークの肉は一つは食べ、一つは皮の袋にしまい他は捨て置いた。


「さあ、ではいよいよフロアボスですね」

「ここのボスはどんなモンスターなんだ?」 

俺はククリに向き直る。


「オークキングというオークより一回り大きめのモンスターです。動きは遅いですし武器は鉄の槍ですからあまりオークと違いはありませんよ」

ククリは言うが、

「そうやって俺はククリに何度かだまされてるからな」

百パーセントうのみには出来ない俺がいる。


「だまされてるなんて人聞きの悪いっ。私はついうっかり話し忘れたことはあってもマツイさんをだましたことなんて一度もありませんからねっ」

頬を膨らませてこれみよがしに怒ってみせるククリ。


「じゃあ危険なことはないんだな?」

「もちろんです。マツイさんなら絶対勝てますっ」

「わかったよ。じゃあオークキングとやらを倒してくるか」

「はいっ」


俺はオークキングの待つ部屋へと歩みを進めたのだった。

☆☆☆☆☆マークとブクマを押してもらえるととても嬉しいです!

よろしくお願いいたしますm(__)m

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ