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【ダンジョン・ニート・ダンジョン】~ダンジョン攻略でお金が稼げるようになったニートは有り余る時間でダンジョンに潜る~  作者: シオヤマ琴
第二章 勇猛果敢

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第191話 ドラゴンコレクター

嬉しいことはまだ続いた。

次に見つけた宝箱の中にはスキルの種が入っていたのだ。

俺は今度はククリに言われるまでもなくそれを食べることにした。


「いただきまーす」


ガリッと種をかみつぶし飲み込む。


「マツイさんマツイさん、早くスキルの確認をっ」

「わかってるって」


俺はステータス画面を表示させた。



*************************************


マツイ:レベル177


生命力:244/245

魔力:126/168

攻撃力:195

防御力:190

素早さ:127


スキル:魔眼、寒熱耐性、テイマー、スライムコレクター、ゴブリンコレクター、ゾンビコレクター、ビーコレクター、コボルトコレクター、バットコレクター、ボアコレクター、スケルトンコレクター、オークコレクター、キマイラコレクター、グリュプスコレクター、トロールコレクター、タウロスコレクター、メドゥーサコレクター、ドラゴンコレクター

魔法:バトルマッチ、ヒール、バトルアイス、キュア、バトルウインド、ハイヒール、バトルアース、ハイキュア、バトルメテオ、フライ


*************************************



「あ、ドラゴンコレクターだってさ」


俺はその文字を見た時正直がっかりした。後悔もした。

コレクターならどうせあとで確実に手に入れられるのだからもっと特殊なスキルがよかったのにと。

でもククリの反応は違った。


「わあっ、すごいラッキーですよマツイさん!」

「そうなのか?」

「そうですよ。ドラゴンの皮膚はとても硬いのでコレクターがあるとないじゃだいぶ違いますからね」

とククリ。


「そっか。じゃあ五十万円分の価値はあったかな」

「大アリですよっ」

「だったらいいか」


俺は単純なのかもうすっかり後悔の念は吹き飛んでいた。


……っていうかこの先ドラゴンが出てくるのか。

☆☆☆☆☆マークとブクマを押してもらえるととても嬉しいです!

よろしくお願いいたしますm(__)m

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