表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

コーノの詩集

桜の詩

作者: コーノ

こんにちはこんばんは、コーノです。

桜の詩です。今年は桜が散るのが早かったですね。悲しみ。

散った桜の行方なんて誰も知らないから、僕らの価値観は死んでいる

あれの咲くのは3日程度だよって言っていた君だって、恐らくきっと、その花弁の桃色だったに違いない。

たった一過性の人生を夢見て

水面(みなも)に揺れた後消える

僕らは何を考えたって無個性なんだ。

人間なんて、生きていないのに

ぼくもぼくとて像はないのに

桜を咲かせようとして

日々散っていく

この人生



君には分かるだろう

君にも分かるだろう

濡れた花弁が半透明になるのだから

僕らの心も見え透いている

だから

生ぬるい午前二時も鳥の声も期待感も

全部早く散ってください

春の淡い期待なんて、すべて捨ててしまってください

それらは全て、3日の恋で、蹴りがつくから。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ