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新しい父がやってきた  作者: さとう
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前編

まだ初心者なので拙い文ですが、暖かい目で読んでください

 僕の父さんと母さんは僕が物心ついた時から仲が悪かった。父さんと母さんが仲良くしている瞬間なんて一度も見たことないくらいに仲が悪かった。

 そして、いつも喧嘩をしていた。喧嘩の発端はいつもとてもささやかな事だった。

 洗濯した服がまだ臭いだの、アイロンした後なのにまだしわが残ってるだの、そのくらいの事だ。

 母さんは、喧嘩等に気を取られて、僕に対していつも冷たい感じに接していた。ただ、父さんはとても優しくて小さい頃はよく二人で遊園地へ連れていってくれた。


 そんな二人を見ていて、最初は仲良くして欲しいと思っていたが、いつからかそれが普通だと思い始めていた。


 そして、おととい、父さんと母さんは離婚した。最後の瞬間まで父さんと母さんは喧嘩をしていた。僕は母さん側についていった。

 家は母さんの方に渡ったので、父さんが出ていくような形になった。



 そして、一ヶ月が過ぎた。



 母さんとの二人暮らしは、前の暮らしよりも全然窮屈ではなかった。母さんは、前とはうってかわって僕にとても優しく接してくれた。

 明日、母さんが新しい相手を家に呼ぶらしい。前の人よりも全然いい人よ。と母さんは言っていた。

 ただ、僕は、その相手の事は絶対に『父さん』とは呼ばないと心に誓っている。僕の父さんは父さんだけだ。


 そして、夜が明け新しい父がやってきた。

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