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蒼天のヘクス・イェーガー  作者: 銀色オウムガイ
第一章 学園編
9/315

実機訓練5

 学園を飛び立ってからどれだけの時間空を進んだのだろう。

 見渡す限り広がる青空。景色の変化と言えば、時折見える小島や雲くらいなものでどこまで進んでいるのかよくわからない。

 とはいえルートそのものは教官であるガドルの乗機であるラキシスの後ろを付いている限り間違えると言うことはないはずだ。

「トリアさん。今どれだけ経ちました?」

「多分三時間近くは飛んでる。速度からしてそろそろ目的地に到着するはず」

 目的地であるビルケ島はさほど遠い場所ではない。

 ウィスタリア王国本土から目と鼻の先の位置といっても過言ではないほど近場。それゆえに常に哨戒機などが巡回しており、この実機演習も先に目的地周辺の安全を確認する為に小隊規模程度ではあるものの哨戒部隊が編成されて展開している――はずだった。

『全機、行動停止』

 ガドルからの指示で各機一斉に動きを止める。

 これまでも何回かあった休憩かと思った生徒は多いが、ヴィールのみがガドルの声の異変に気付いていた。

「アディン、イスナイン嬢、トリア嬢」

「どうした、そんな切羽詰まったような声出して」

「なーんかやべえ感じがする。おっさんの声色が変だ」

 この場にいる誰よりもガドルとの付き合いの長いヴィールがそう言うのだ。何かあったのは間違いない。

 だがここでそれをガドルに訊ねるのは拙い。

 空において何かある、というのは大抵ロクなことではないからだ。

 アディンは即座に最悪の可能性を頭に思い浮かべた。それはアルやトリアも同じだろう。

 もしガドルに異変があったのかなどと聞き、その推測通りの答えが返ってきたらこの場は間違いなくパニックになる。

 それが判っていて、ヴィールはグループチャンネルのみで話しかけてきたのだろう。

「アディンさん。ガドルさんが何を見たのか探れますか?」

「≪ホークアイ≫を使えば可能だが」

「じゃあお願いします」

 アルに頼まれアディンは≪ホークアイ≫を発動させる。

 ヘクスイェーガーによって増幅された魔法は、通常の状態では見えないはるか彼方の光景すら映し出す。

 だが異変のようなものはなく、ただ無数の小島が浮いているだけ。

 雲の流れにも変わったものはない。

(いや、おかしい!)

 変わった物がない。それこそ異変。

 この場所は哨戒部隊がいるはず。その気配すらない。

「いや、まさか。そんな。いや。そうとしか思えない」

「どうした、アディン」

「トリア。お前、エーテルの流れが見えるんだったよな」

「そう、だけど?」

「だったらこの周辺を≪ホークアイ≫でも≪スコープレンズ≫でも使って見渡してくれ。今すぐに!」

 嫌な予感がする。ヴィールの言葉もその予感を肯定するかのように思えてくる。

 アディンはその予感に結論を出すべくトリアにも周囲を見渡すように促し、トリアもそれに応じた。

 トリア機の首が左右に動き、周囲の状況を確認していく。そして、ある角度でぴたりと動きが止まる。

「エーテルの流れが乱れてる。というか、一部だけ物凄く濃い」

「おい、トリア嬢。指差すなよ」

「解ってる。ヴィールじゃあるまいし」

「おい。それはどういう意味だ」

 トリアの証言とアディンの予感を照らし合わせると、その予感のより形がしっかりとしてくる。

 エーテルが濃い。それはすなわちエーテルを扱う存在がいるということ。

 ヘクスイェーガーも空気中のエーテルを機体に集めてマナへ変換する事で稼動する為、稼動している限りは自身の周囲にエーテルを集め続ける。

 だがトリアの見たエーテルの濃い場所というのがヘクスイェーガーならば、哨戒部隊の機体ならば姿を見せてもいいはずだ。

 では何か。他の可能性として考えられるのは二つ。

 だがそのどちらであっても、この状況においては最悪といっていい。

「アディンさん。もしかして」

「確定、だろうな。魔女か使い魔がいる」

 使い魔なら最悪。魔女なら絶望といったところか。

 勿論この事に気付いているのはアディン達第十二班の面々だけだろう。エーテルの流れを見る事の出来る目など、そうそうあるものではないし。

 とはいえ、それをどうするかと言われてもどうすることもできない。

 下手にオープンチャンネルでガドルに問いただしても拙いし、ここでアディン達が騒いで周りを不安にさせるのも拙い。

 ここはガドルの判断に任せるのが一番自然であろう。

 だが、ガドルが魔女か使い魔が潜んでいると言う事に気付いているとも思えない。

「プライベートチャンネルでおっさんに話しかけてみるか」

「駄目だ。プライベートチャンネルに応答している時に他の奴がガドル氏との通信を試みた時、違和感を覚える」

 あくまでもこの事は隠しておかなければならない。

 実戦経験など皆無。その決意もできていない人間がいきなり魔女と遭遇するとなれば、一体どんな行動を起こすのか。想像がつかない。

『全員。その場を動くな。自分はすこし様子を見てくる』

 ガドルはそういうとラキシスを先に進ませる。

 かなりの速度を出していたのか、あっという間にその背が小さくなる。

 だがそれは悪手だ。

 全体を仕切る人間が持ち場を離れて行動する。それだけでも異様な状態。何かあったのではないかと勘付いた者もいるはずだ。

 その勘の良い生徒の中に、よりにもよってサギールがいたのは最悪だった。

「あの馬鹿ッ」

 サギールの機体が飛び出し、ガドルの後を追う。

 それに続いてほかの第一班の機体も加速していく。

「あいつら、そろいもそろって馬鹿ばっかかよ!」

「サギールに付いていくような奴だから仕方ない」

「辛辣ですね、トリアさん。って、そんな事言ってる場合じゃないですよね」

 アルの言う通りだ。サギール達がガドルの後を付いて行ったところで、その先に待っているのは使い魔か魔女。

 ガドル一人ならば勝てないとしても切り抜ける事くらいはできるかもしれないが、サギール達がその足を引っ張るのは目に見えている。

「機体ぶっ壊してでも止めるぞ!」

「え、ちょ。アディンさん!?」

「ま、そのくらいしないとあいつらは止まりそうにねえわな」

「ヴィールさんも!」

 アディンとヴィールの機体が先行してサギール達を追う。

 アルは止めようと手を伸ばすが、とっくにその程度で止められるほどの距離ではなくなっていた。

 そんなアル機の肩にトリア機が手を置いて首を振る。

 ――諦めよう。

 そう言っているようだった。実際、そのあとトリアも二人を追いかけて行ってしまったので、なし崩し的にアルもそれに付き合わなくてはならない状況になっていた。

「ああ、もう!! 私達第十二班はサギールさん達第一班を連れ戻します。他の班は現状待機していてください。以上!!」

 オープンチャンネルで他の機体にこれから自分たちがする事を伝え、三人に少し遅れてサギール達の後を追うのだった。


 ガドルは自身の悪い予感を払拭するように機体を動かした。

 エーテルセンサーも最大感度に設定し、少しでも反応があれば即座に拾えるようにもした。

 だが反応が全くない。

 それだけで心臓が嫌な鼓動の刻み方をする。

(まさか、まさか……!)

 哨戒部隊が全く見当たらない。

 小隊規模のものがビルケ島周辺にいるはずなのに、その影も形も見当たらないというのはいくらなんでもおかしい。

 異様な静けさに脳が警鐘を鳴らし、少しでも自分を落ち着かせようと常に腰に携えたキャストブレードの柄を右手で掴んだ状態で警戒を続ける。

 しばらく飛行を続け、目的地であるビルケ島の姿も見えてくる。

 だがその周囲に浮かぶ小島に違和感があった。

 明らかに人工物。それも金属のようなものが小島に突き刺さっている。

 遠方からではそれが何であるかまでは判別できない。だがそれはガドルの悪い予感を確信に変えるには十分なものであった。

「……≪ホークアイ≫」

 せめてその機体が誰の機体であったかくらいは判別しておきたい。それが散った者への手向けになる。

 ≪ホークアイ≫により対象の人工物が何であるかを確認する。

 それはヘスティオンの上半身だった。しかし機体番号の書いてある左肩は消失。誰の機体なのかまではわからなかった。

 その他の損傷状態としては頭部は左側が融解。操縦席のある胸部はほとんど抉り取られ、脱出したとは思えず生存は絶望的。抉られた箇所の断面は高熱で溶かされたようになっている。

 岸壁に張り付いているのは、恐らくではであるが高熱で溶けた装甲が接着剤のような役割をしているからだろう。

「惨い」

 正規軍の騎士になってからそれなりの場数を踏んでいるガドルですら、その有様は惨たらしいと感じるものであった。

 普通の戦闘ではここまでならない。あり得るとしたら、それは魔女の仕業以外にあり得ない。

「まだこの近くにいるのか」

 センサーを最大感度にしても反応しない。

 だからといって目の前に戦闘の痕跡がある以上気を抜くことはできない。

 そこへ、移動する反応が四つ近づいてきている。しかも自分が来た方向からだ。

「まさか生徒か?」

 頭の痛い話だ。これが実際に軍の作戦行動であった場合、命令違反で懲罰対象になる行為。

 未だ学生であるとはいえ、今後軍人になる可能性がある以上ガドル自身の指示には従っておいて欲しかった。

 良くも悪くも学生らしい行動、といえばそうなのかもしれない。が、この状況では最悪の状況を招きかねない。

「貴様等。何をしに来た!」

 エーテルセンサーの反応だけではどの機体かわからない為、オープンチャンネルで呼び掛ける。

「俺ですよ、教官!」

「サギール・カタン?」

 てっきりアディン等第十二班が命令違反をしたのかと思ったが、予想と違う人物が現れ拍子抜けする。

 すぐに気を引き締め、ガドルは怒鳴る。

「何故命令を無視した! 答え次第によっては厳しい処分をする必要があるぞ!」

「硬い事言わないでくださいよ。何かあったんでしょう。だったら人手は必要なはずだと思いますけどね」

 サギールに続き、第一班の機体が勢ぞろいする。

 この時点で、ガドルの中で第一班の面々は第十二班と同等以上に注意しておくべき班に格上げされた。

 ――揃いも揃って命令違反。無事に帰れたら謹慎処分以上のことは覚悟してもらおう。

 そのくらいは考えた。

「今すぐ戻れ。それに飛行訓練は中止だ」

「は?」

「あれを見ろ。あの小島の岸壁に張り付いているのだ」

 先ほど見つけたヘスティオンの残骸を指差してやると、サギール達はそれに気付き短い悲鳴をあげる。

「なんだよアレ!」

「ヘクスイェーガーがあんな事になるのかよ」

「きょ、教官。あれは!」

 この四人をこの場から遠ざける為に危険性をより明確に伝えようと大破したヘスティオンを見せたが、予想以上に反応が大きかった。

 だが明確な死のイメージとなる物を見せられたのだから、まだ十五歳の少年であるならばこんなものだろう。

「この周辺に魔女、あるいは使い魔がいた可能性がある。お前たちが相手するにはまだ早い」

「でも、いつかは相手しなきゃならないんだ。もし現れたって何とかして見せるぜ!」

 などとサギールは震える声で言って見せるが、そう言えるだけまだ他の三人に比べれば肝が据わっている。

 それでもその口から出た言葉には恐怖心が隠し切れていない。

「今すぐ引き返せ。これは命令だ!」

 ガドルが叫んだ。その直後、エーテルセンサーが異常な反応を検知。危険を知らせるアラームが鳴り響く。

 遅かった。

 ガドルは即座にキャストブレードを抜き、反応のある方向に切っ先を向ける。

「各機、撤退。急げ!」

「ひっ……!」

 サギールを除く三機は撤退を始めたが、サギールはその場にとどまり震える手でキャストブレードを抜いた。

 ヘクスイェーガーの操縦は操縦者の思考や精神状態がダイレクトに機体へと出る。

 剣を握る手が震えているようでは、とても戦闘などできはしない。

「サギール・カタン。お前は下がれ。足手まといだ!!」

「でも、それでもっ! あいつを越えるにはこれくらいしないと!」

 ガドルにはサギールが焦っているように見えた。

 サギールのいうあいつとは、ほぼ間違いなくアディンの事だ。それを越えようとして、気だけ急いてしまい冷静さを無くしている。

 ――拙い。

 まだ姿は見えないが、魔女や使い魔が現れれば今のサギールならば突っ込んで行ってしまう可能性が高い。

 とはいえセンサーは近づいてくる反応を映し続ける。猶予などない。

「ラルゴ・シローキー。ブラキュ・コルト。ボランド・リャルク。聞こえているか!」

「は、はい」

「すまんがサギール・カタンを連れて戻ってくれ。でないと――」

 言い切る前に、それは現れた。

 無数の黒い蛇のようなものが絡みあい、巨大なうねりとなって小島の影から現れる。

 巨大なうねりのいたるところに人間のような口がみえ、恐怖感よりも不快感を与えてくる。

「使い魔の集合体か。だがやることに違いはない。≪メタルバレット≫!」

 切っ先までマナを通し、攻撃魔法≪メタルバレット≫を発動させる。

 火と土の複合魔法であり、空気中に存在するそれらの元素を融合。金属の弾丸として生成し、それを射出する魔法だ。

 この魔法は特殊な部類の攻撃魔法になり、放たれた弾丸が一切の魔法的特性を帯びないという特性がある。

 それ故に。使い魔相手に使用するには効果的となる魔法の一つに挙げられる。

「こ、このっ! ≪ファイヤボール≫!」

 サギールも震えながら使い魔に向かって火球を放つ。

 先に放った≪メタルバレット≫は使い魔を穿ち、当たった部位を構成していた使い魔を消失させる。

 一方、サギールの放った≪ファイヤボール≫は命中こそしたが傷すら付けることができていない。

「な、なんでっ!?」

 サギールが狼狽しながらも、続けて≪ファイヤボール≫を連射する。

 流石に巨大な的だけあってすこしぐらい照準がぶれたところで外すことはないが、全く効果がでていない。

「いい機会だ。教えておこう。使い魔には高い魔法耐性がある。半端な威力の魔法では傷一つ付けられない。奴らを叩くならば、耐えきれないほどの高威力魔法か物理的な攻撃以外通用しない!」

「そ、そんな……」

 使い魔の持つ耐性。それ故に魔法的特性を持たない≪メタルバレット≫は有効な攻撃手段ではある一方で≪ファイヤボール≫では通用しない。

 流石に自分の使える魔法すべてが通用しないとなったら、絶望するしかないだろう。

「おい、サギール。下がるぞ」

「俺たちがここにいたって邪魔だけだ」

「くっ……うわあああああああああ!!」

 サギールは仲間の制止を振り切り、キャストブレードを構えて突撃した。もはやそれは特攻に近い。

「なっ、待てっ。サギール・カタン!!」

 ≪メタルバレット≫を連射して少しでも数を減らそうとしていたガドルは、そのサギールの暴走とも言える行動に気付くのが遅れてしまった。

 攻撃を止め、サギールを止めるためにラキシスのエーテルリバウンダーの出力を上げようとした時。異常なエーテルの反応をセンサーが探知し、アラームを鳴らす。

 魔女でも現れたのか、と一瞬動きを止めるがそれは違う。

 何故なら、その反応は先ほど自分達が来た方向から現れたから。

 何より、その姿をよく知っていたから。

「ヘスティ、オン……?」

 あっという間にガドル達の横を通り過ぎ、サギール機をも追い越しながら大きく旋回して戻ってきたそれは、サギール機の首関節を突いた。

「かっ!?」

 所謂地獄突き。もちろん自分自身がされた訳でもないのだが、とんでもない速度で突っ込んできた勢いを一点集中したその一撃でサギール機の頭部は宙を舞い、頭部を消失するという人間が受けてはならないレベルのダメージを受けた機体は操縦者の安全保持のために全機能を停止させる。

 全ての機能が停止し、機体そのものに備わる浮遊能力もエーテルリバウンダーも停止したサギール機はゆっくりと落下していくが、それを先ほどサギール機に地獄突きを食らわせた機体が拾って戻ってくる。

 流石に行きと同じ速度ではなくサギールにも気を使った速度にまで落としているが、そのせいで背後から迫る使い魔の大群の格好の的になっている。

「早く逃げろ!」

 そう叫ぶも、速度を出せないままサギール機を回収したヘスティオンに大口を開いた使い魔が迫る。

 だが、その口が閉じられることはなかった。

「≪ライトニングスマッシャー≫」

 淡々とした声。そして高威力の雷撃が大口を開いた使い魔が焼失した。

 それだけではない。その使い魔と密着していた複数の使い魔をも凄まじい雷撃が焼きつくし、最初にガドル達の目の前に現れた時よりも大きく数を減らし、その蠢きあうことで成していた巨体をも維持できなくなっていた。

 とんでもない威力だ。ガドルですら有効な攻撃手段が≪メタルバレット≫以外持ち合わせていなかったというのに、≪ライトニングスマッシャー≫などという上級魔法を放てるなど驚愕に値する。

「誰が……」

 ガドルが振り向くと、そこにいたのは巨大な筒状のものを構えたヘスティオン。その左右に一機ずつ並んでいる。

 それらの機体の左肩に描かれた数字は『12』。

「第、十二班……?」

 はっとしてサギール機を回収してきた機体のほうを向く。

 その左肩にも、後方にいる三機と同様『12』と記載されていた。

 それでいて、あの飛行速度と首の関節部を正確に狙った一撃。第十二班の中で――いや、ガドルが連れてきた生徒の中でそんな芸当ができるとするならば、たった一人。

「アディン・アハット!」

「あー。全身痛い……」

 アディンは機体から全身にフィードバックされた痛みの不快感を呟いた。

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