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Finish.  作者: Ruxy666
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作戦会議

<第五話> 作戦会議


扉が開く ガチャ。


          ゼロの部屋

AZILEβ:今日も一日満足でしたか?

ゼロ:ああ。(作り笑い)


 ゼロPCをいじっている 


女性サポーター:レイ~。食事できてるわよ。

ゼロ:うん、今行くよ。


 ドアの前で深呼吸 ガチャ。


        フヨのコミュニティ

 キンジロウが部屋に入ってくる。フヨ、女性サポーターが食卓に座っている。


AZILEβ:メインディッシュが完成しました。

フヨ:ふわっ!

女性サポーター:ん?どうかしたの?

キンジロウ:何か考え事か?

フヨ:いや、・・・

 

 回想


(アマナ):僕たちの記憶をコントロールしてるのはサポーターなのかも。この社会をコントロールしてるのもサポーターってことなのか?〜

サポーターには悟られないように、いつも通り振る舞ってくれよ。


フヨ:あ、キンジロウさん今日就任したんだよね!

キンジロウ:そうなんだよ、まぁそんな大したことではないさ。

女性サポーター:おめでたいですね。

フヨ:・・・

キンジロウ:あとでまた作業しなきゃな。

(アマナ):お前。知りたくないのかよ。

フヨ:キンジロウさん!

キンジロウ:ん?

フヨ:今日ニュースで持ってた勲章、実物を見て見たいんだ。お願い!

キンジロウ:おー、もちろんいいぞ。

フヨ:ほんとうに?やった!

女性サポーター:そんなこと考えてたのね。

AZILEβ:満足ですか?

フヨ・キンジロウ・女性サポーター:ごちそうさま


 フヨのコミュニティ2階 キンジロウの部屋の前


キンジロウ:じゃあ、ちょっと待ってな。

フヨ:うん!


 キンジロウ部屋の扉を開ける 認証あり(指紋+血液)

 扉開く

 部屋の奥にZooqDのホログラムが見える。地球連邦国家のロゴと文字も見える。

 フヨ、コンタクト型カメラで写真を撮る。

 キンジロウがくる。


キンジロウ:これだよ。

フヨ:うわー!本物だ!キンジロウさんおめでとう!

キンジロウ:ありがとうな。今日はもう遅いから早く寝るんだぞ。

フヨ:はーい!


 フヨ、部屋の前でコンタクトを外し部屋に入る。ガチャ。


 ヤマトのコミュニティ

 ヤマト窓際でふけっている


女性サポーター:どうしたの? ヤマトを覗き込む。


ヤマト:いや、別に。

女性サポーター:もう!どうしたのって! 両手で顔を包む

ヤマト:やめろってば〜。アマナにゲームで勝てないんだよ。今必死に攻略法練ってんのに!

女性サポーター:あら〜。運動神経なら負けないのにねえ。そろそろご飯できるから下に降りてきてね。

ヤマト:わかったよー。


 アマナのコミュニティ 廊下


アマナのホログラム:明日、16:00にいつもの場所で新しいゲームを始めよう。

フヨ:いいね!

ヤマト:オッケー!

ゼロ:了解


    7月3日 秘密基地


アマナ:みんな。バレてないよな?

フヨ:だから大げさだってば!

ヤマト:普通にしてたよ。

ゼロ:まあ、大丈夫だと思うけど。

フヨ:あ、そうだ!僕ね!キンジロウさんの部屋ちょっと覗いたんだ!

アマナ:なんか気づいたことあったのか?

フヨ:うん。まず、ホログラムが開きっぱなしで、見えたんだよね。ZooqDの画面だった、あと、地球連邦国家のロゴも見えた!写真も撮ったよ!ホログラムに映すね!

 

 ホログラムに昨晩撮影したキンジロウの部屋の一部を映し出す。


アマナ:見た事ないサイトだな。国家のネットワークか。最新のコンピュータで制御されているから俺たちではまずアクセスできない。

ヤマト:でも、キンジロウさんの部屋からならDNAコンピュータにアクセスできるってことだよな!

ゼロ:アクセス権限がないと無理じゃないか?

ヤマト:フヨ、頑張れ。

フヨ:えええ!?

アマナ:よし。作戦会議だ!


 


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