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Finish.  作者: Ruxy666
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Finish.

【登場人物】

アラエ マナブ(アマナ): 

この物語の主人公。数学的センス抜群だが根暗で孤独。黒髪


タカミネ ヤマト (ヤマト):

感受性が高く、身体能力抜群。金髪


モモセ レイ(ゼロ):   

天才プログラマー。三大美徳を怠惰・短気・傲慢(効率・再利用性の重視、処理速度

の追求、品質にかける自尊心)だと思っている。

※プライド高め メガネ。


シライシ フヨ (フヨ):

トランスジェンダー。アマナのことが恋愛的に好き。明るく、お調子者で周りからは天然だと思われている。父親がAZILEのメンテナンス係に就任する。


??(未来人):

突如裏ネットワークを通じて四人組にメッセージを送った未来人。


AZILEβ

コミュニティの身の回りの世話をする人工知能ロボット。


                     <あらすじ>


 そう遠くはない近未来のお話。

第三次世界大戦が勃発し、サイバーテロ・ウィルス兵器によって人類は殲滅した。

 しかし、コンピュータシェア世界的トップ企業の「ZooqD」社の開発したナノインプラントマシンにより、「ZooqD」社社員、その関係者、子供は生き残った。

生き残った人類で、完全なる管理社会を実現した。

ナノテクノロジーにより、人類の脳にナノマシンが直接インプラントされ、脳内外から電気信号を自由に入出力することが可能になった。

政府は、それらの技術を用いて、ある時点からの人類の記憶を抹消した。

この世界では、人々に不安や不満はなく、かつ人間一人ひとりに終わりが訪れない何もかもが完璧で平和な理想郷であった。

 この世界では、大人はサポーターと呼ばれ、娯楽開発の義務があった。子供はプレイヤーと呼ばれ、サポーターの開発した娯楽を享受する義務があった。サポーターはプレイヤーが楽しむための娯楽を追求し、知的欲求を満たしていた。(相互尊敬の確立)

 

 そんなある日、天才プレイヤー4人組アマナ・ヤマト・ゼロ・フヨに裏ネットワークの掲示板を通じて未来人と名乗る「??」から未来を予言するメッセージが送られる。

初めは馬鹿にしていた4人だが、現実の事象の的中により、次第に信じ始める。「??」はこの世界は誰かの手によってコントロールされていることを示唆する。



<第一話> ユートピア



薄暗い部屋の中、デスクに向かう??ホログラムの明かりだけが??を照らしている。

周囲にはあらゆるガジェットや近未来的な物が転がっている。。。



「これは、君たちにとっては少し先のお話。

 第三次世界内戦、いや、君たちにとっては世界大戦というのかな。この戦いで、人類は地球規模での人口縮小につながるのだった。その後の世界では、あらゆる争いの再発防止のため、地球全体が一つの国家として機能するようになった。その名も、地球連邦国家だ。

この世界では、大人はサポーターと呼ばれ、娯楽開発の義務があった。子供はプレイヤーと呼ばれ、サポーターの開発した娯楽を享受する義務があった。サポーターはプレイヤーが楽しむための娯楽を追求し、知的欲求を満たしていた。つまり、サポーターとプレイヤーの相互尊敬が確立していた。ナノインプラントマシーンによる健康寿命のリミット超え、さらに高度なテクノロジー社会と電脳化の普及によって、完全なる管理社会が実現していて、犯罪率0%、人類の満足度99.9%の均衡を保っている。ま、みんな何不自由ない平和な生活を送ってるってことかな。


〔薄暗い部屋〕

??が手遊びをしながら、ホログラムに文字を打ち込んでいる。


ホログラム画面

予言1・・・6月30日6:33 ZOOQDから、超高速DNAコンピュータX発表

予言2・・・6月30日11:00シライシキンジロウ、地球連邦国家The Order就任。

予言3・・・7月1日7:00 Iris Pleyer Union Aチームのサポーティングコネクターレイチェル・ミラー、作業中に微量の放射能を浴び、1週間の休暇。

予言4・・・7月1日15:00メッセージが届く。


地面から数センチ浮いている何かがデスクに近づき、飲み物をこぼした。

AZILEβ  満足ですか??

??    当たり前。(口だけ笑ってる。)


??はAZILEβの電源を落とした。




<第二話> 近未来の遊び 


秘密基地、 コンタクト型ARゲームでアマナ、ヤマト、ゼロ、フヨが遊んでいる


ヤマト:おい!フヨ!ちゃんと指示出せ!

アマナ:ゼロ!ハテナボックスどっち?体力きついかも!


ゼロ: 上だ。ハテナボックスは出現して2.5秒で消える。アイテム次第でヤマトの体感センサーに電流を流せるぞ。それにしてもコンタクト側のセンサー感度は抜群だな


             フヨが鏡を見てる。


フヨ: ゼローこのコンタクトの色可愛くない?ほかの色インストールしよっと!


アマナ: よし、ボックス取れた。


         アマナがその場に立ち止まり何か考え始める


アマナ: 「さ、フラグを取るかライフを0にするかだが、ヤマトの反射神経と移動速度にはかてないか、ハテナボックスは5回に1回取れたら良いほうだ、所持できるアイテムは2個まで、相手が持ってるアイテムは分からないが、おそらくヤマトは攻撃系を1つ所持してるな、ライフポイントはヤマトが1,俺が1。攻撃系のアイテムを食らったら即負け。俺が持ってるのは攻撃系1つと今手に入れた「暗闇」か。ボックスは消えるまでが2.5秒、現れるまでがざっと1.5秒か。吉良闇は1秒だけ視界を奪うボックスが現れる0.5秒前に攻撃系アイテムで打ってヤマトの攻撃系アイテムと対消滅させる。現れた瞬間、俺がボックスを狙ってると思い、ボックスに足を走らせるだろう。フラグから4m離れた地点で暗闇を使い視界を遮断、意識は余計ボックスに向かうその間に俺はフラグへ向かえばヤマトが気付き意識がフラグに向いたとしても2歩の差で俺が取れる。」


             ゲーム終了 作戦通り、アマナの勝利。




















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