396話 おかしな事
お久しぶりです。コロナワクチンの副作用で寝込んだあとにコロナ陽性になって寝込んでいたせいで前話の内容が飛んでいたマーベでございます。ここから病気になる事もないと思うのでまた頑張って行きたいと思います。
下水道から出てきたメイはやる事があると言って2人を置いてどこかに行ってしまった。
「何しに行ったのかしら?」
「さあ?でも、魔道具を用意するって言ってたから取りに行ったんじゃないか?」
「メイの偵察用の魔道具って…」
「あー、ゴkっ!」
「私の前でその名前を出さないでくれるかしら。」
「ごめん!ごめんて!その光が消えた目でこっちを見ないで!?」
しばらくして
「お待たせしたした。って何やってるんですか?」
「機嫌取りかな?」
「カイト…?」
「ヒィ!ど、どうかされましたか?」
「私がいない間に何があったんですか…」
メイは箱を地面に置いた。
「この中に偵察用の魔道具をたくさん入れてきました。試作段階の物から実戦用の物までたくさんありますよ。」
「それって、アレもあるのよね?」
「アレ?ああ、あの黒いのは作業に時間がかかるので数が無いんですよね。なのでネズミとかネコとか色々な種類がありますよ。」
「ちょっと待て、そのネコをどうやって取り出したんだ。」
「え?普通にですけど。」
「普通にやってたらどう見ても入らないサイズなんだが」
「魔法で空間を歪めれば入るじゃないですか。」
「それが普通だと思ってるなら1回病院に行った方がいいな。」
「あなたを病院送りにしてあげましょうか。そんな事よりもパパッと終わらせてしまいましょうか。」
「なんかすごい脅しが聞こえてきた気がする…」
メイが数十の魔道具を起動させ一斉に下水道の中に飛び込ませる。
「どうやって中の様子を見るの?」
「驚かないでくださいよ。」
メイが手を広げると魔道具から送られた映像がすべて空中に投影された。
「すごいわね!」
「こりゃ壮観だな。」
「下水道の中がもう少し狭ければカレンが満足するまで付き合っても良かったんですが、ここまで広いとどれだけ時間が掛かるか分かりませんから、今回はこの映像で我慢してください。」
「自分で探索するよりもこの映像は見ている方が面白いわね。」
「移動速度が速いから爽快感あるな。」
魔道具は魔物と遭遇する事無く、最奥まで辿り着いた。
「結局、魔物はいなかったわね。」
「いえ、おかしいです。」
「何が?」
「私達が途中で遭遇したコウモリがいなくなっています。あのコウモリは魔物であり、魔力を持っているはず、それを感知している機体が1つも無いというのはおかしいです。確認しに行きましょう。」
メイ達は急いでコウモリの生息していた広場に向かった。
「何もいないな。逃げたとか?」
「こんな昼間にコウモリが飛んでたら騒ぎになるわよ。」
「これ、血じゃないですか?」
「この色はあのコウモリの血の色だな。」
「カイトは見た事あるの?」
「無いけど、皮膜の色で大体分かるさ。」
「色も見えてるの!?」
「昔頑張ったんだ。」
「頑張った程度で出来るんでしょうか?」
「出来ないと死んでたからな。」
「メイも頑張ったら出来るって言ってるじゃない。」
「そんな言い方はしてませんよ。」
「じゃれてる場合じゃなくなったな。何かいる気をつけろ。」
「カレンは私の後ろへ。カイト、見えますか?」
「いや、見えない。でも、何かいるようには感じる。」
「カイトが見えないとは少し珍しいタイプですね。」
「感心してる場合じゃないだろ。」
カイトは見えない敵に対して警戒するが、メイはまだ冗談を言う余裕があるようだ。
緊張を途切れさせないようになるべく無視しようと思うカイトだった。




