9&9.5章の登場人物と設定
登場人物
メイ
自称清楚な美少女。その笑みを見た者の反応は2つに別れる。
見惚れる者と震える者だ。震える方は、以前にメイに無茶振りされた人達。
カレン
魔法の最高到達点と言われる魔法を習得したのにメイに負けてしまった。
今は苦手な魔法にも手を出し始めている。
アリュール
メイやクレソンのように魔法を斬るのは反則だと思っている。
とりあえず、物量で押しつぶす脳筋プレイばかりしている。
クレソン
中等部2年生で最強と目される。
本人はメイに2度同じ技が効かないと知っているので、次戦えばコテンパンにされると予想している。
フラス
今年も当然のように学年1位になった男。
手応えが無さすぎてつまらなく感じている。
アン ミナ
2人で息の合わせた戦い方が持ち味のため、1VS1の剣姫祭では力を発揮出来ずに終わってしまった。
カイト
初めての殺人により自分がどうしたいのか分からなくなってしまった。
気を紛らわせるために行った捜査で魔族の存在を暴いた。
危機に陥った人がいると無意識の内に身体が動くので、そんな人達を助けるために、続けていこうと決心した。
サキ
カイトやアナとの関係によって色々と吹っ切れた様子。
人間恐怖症が改善されていたのはアナのおかげだったらしく、アナの意識が消えている時は部屋に引きこもっている。
アナ
時々休息をとるためにサキの中で眠りにつく。
サキの相談に乗ったり、サキが忌避する仕事を行っている。
自分の過ちについて話さなければいけないと思いながらも言い出せないでいる。
ユリエス
今までは言われるがまま勇者として戦っていたが、今回の事件で戦いを終わらせなければならないと思った。
勇者としてではなく、1人の人間として向き合うと覚悟を決めた。
勇者パーティ
ユリエスが成長したことに対して嬉しいがそれは自分たちの下から去っていく事を意味するため寂しくも感じている。
ランメル
逃げていく最中に撃ち落とされ転落死しかけた。
メイを暴走させたのはそのままの状態では殺すことができないと分かっていたため暴れさせて消耗させるという意図があった。
設定
根源魔法
世界の根源に存在する属性を呼び出す魔法。それ自体が強力なエネルギー体であり、操ることは困難を極める。
カレンは熱を操作するという抜け道を使い、メイは自身の中に存在する力を操ることで2つの根源魔法を操作した。
悪魔
異界の怪物。話すことができる悪魔とできない悪魔がいる。
召喚する時に魔法陣に契約による枷を入れることで自分の思い通りに命令することが可能。
ただし、対価が足りない場合契約による枷は外れ暴れ出す。
悪魔は自身を強化するために契約に応じているので、枷が外れた場合、自身を強化するために人間を襲う。




