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前世で魔法使いだった俺、異世界で美少女になる  作者: マーベ
7.5章 メイの仕事(仮)
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231話 アナザーセルフ

書くの難しすぎてすごい時間かかったぜ。

その割に短めだけど、許してね。

「クヒヒ、やっと動けるようになったよ。」

「目覚めたの?」

「今はどっちだい?」

「アナの方よ。いつもより再生が遅いじゃない。もう歳なんじゃないの。」

「クヒ、頭を吹き飛ばされたんだから再生も遅くなるに決まってるだろ。」

「あの時私が助けてなかったら、アナタ死んでたものね。」

「クヒヒ、随分と乱暴だったけど、そのおかげで追われることもなくなったし、結果オーライだよね。」

「ふん、次はあんな助けないから、肝に銘じておきなさい。」

「クヒヒヒ、分かってるよ。同じ失敗はしない。それにしても、君の名前って適当だよね。もう1人の自分だからアナなんてね。」

「名前なんてどうでもいい。私は私の願いさえ叶えられれば、他のことなんて気にしない。それがもう1人の私の願いでもあるから。」

「クヒヒ、歪んでるねえ。まあ、そういうところが好ましいところでもあるんだけど。まだ気づかれてないのかな?」

「ええ、私のことが表に出ている時の記憶は無いみたいね。でも、あの化け物は気づき始めてる。早く主導権を奪わないと。」

「化け物?ああ、アンタが前に言ってたメイって子のことだね。化け物か〜、絶望したらどんな顔をするのかな、クヒヒヒヒヒヒヒ」

「好きにすればいい。それで死んでも私に不利益は無いから。私の目的はあの人だけ。」

「おっと、自分の世界にトリップし始めたね。じゃあここらでお暇させてもらうよ。クヒヒ」

「ええ、必要になったら呼ぶわ。」




「サキ〜、こんな暗い部屋で何してたんだよ。サキ?寝てんのか?」

「……カイト?ちょっと寝てたみたい。でもあまり疲れはとれてないわね。」

「大丈夫か?身体を壊したりすんなよ。俺の仕事が増えるからな。」

「まったく、最後の一言が無かったらカッコよかったのに…」

「ハハハ。まあ、俺はイケメンだからな。」

「調子に乗るな。アンタはよくてフツメンよ。」

「そんな酷いこと言うなよ。」

「そんなことより、なんか用があったんでしょう。」

「ああ、そうなんだよ。〜〜」


いつもの日常を過ごしていても、不穏な計画は水面下で動き続けていた。

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