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前世で魔法使いだった俺、異世界で美少女になる  作者: マーベ
7.5章 メイの仕事(仮)
239/502

224話 なんでこんなことしてるんだっけ?

ゲームしてたら1時半になってました。逆に1時間もかからずに1話作れるのってすごくね?(嘘です、全然すごくないです。ごめんなさい)

『今日こそは、魔族の企みを暴くぞ!』

「なんでそんなに張り切ってるんですか。働くのは私なのに。」

『テンション低いぞー、やる気あげてこうー!』

「鬱陶しい以前に、何かあったんですか?悩みなら相談のりますよ?」

『すごい気を使われた…いや、別に何も無いぞ。ソナタこそいつもよりテンション低いぞ、低血圧か?』

「なんでしょうね?今日はやる気が出ないんですよ。元々無いやる気がさらに減っていく。」

『おい!いつもやる気無かったのか!』

「はっきり言ってめんどくさいし、時間かかるし、報酬は無いし、私なんでこんなことしてるんだろ?」

『自問自答するでない。ソナタが約束は守ると言ったからじゃろ!』

「そう言えばそうでしたね。仕方ない、行きますか。」

『レッツゴーじゃ!』




海の中にドボンと水しぶきを上げながら入る。

『ソナタ魔法使わんのか?全身びしょ濡れではないか。』

「ガボ、ガボガボ、ガボボ」

『ええい、何を言ってるのか分からんわ!テレパシーを使えテレパシーを、ソナタ使えるじゃろうが。』

『下手に魔法を使うと感知されるかもしれないじゃないですか。』

『最初から使えよ。』

『テヘペロ(ノ≧ڡ≦)☆』

『無性に殴りたくなってきたぞ。』

『冗談はともかく、魔族の反応はありませんね。もっと沖の方でしょうか?』

『海と言っても広いからのう、見つけるのはずいぶんと骨が折れそうじゃて。』

『手を増やしましょうか。』

そう言うと、メイは1度海面まで上がり、ドールズを4体取り出した。


カルーディアの街は南に海が面しているため、ドールズを西、東、南西、南東の4方向に向かわせた。

『ソナタはどうするんじゃ?』

『当然、南に行きます。』

『ちなみになんじゃが、なぜ1度海面まで上がったのじゃ?』

『ドールズを出したゲートは研究室に繋がっているからです。研究室に大量の海水を入れるわけには行かないでしょう。』

『なるほど、これで見つかればいいんじゃがのう。』

『どうでしょうね。私が見つけた時は見つかった時ですからね。』



『反応がありました。ここから東に約10km、街にかなり近いですね。』

『倒しに行くのか?』

『当然です、ドールも攻撃を受けているようですから、回収しに行かないと。』



反応があったポイントに向かうと、大小様々な大きさの魔物がドールを攻撃していた。

『魔法が使えないドールに海の中は相性が悪いですね。』

ドールを操作し、研究室に送り返した後、

雷魔法«雷龍(ライジングドラゴン)吐息(ブレス)»

雷魔法で敵を一掃する。

周囲は感電した魔物ばかりで、魔族の姿は無かった。




感電し、気絶した魔物にトドメをさした後、陸に上がり服を乾かしていた。

「魔族がいませんでしたね。あの群れは本命ではなかったのでしょうか?」

『他にも魔物がいるということか。』

「はい、あの魔物たちではこの街を破壊しつくすことなど不可能です。囮として最初に攻撃させるつもりではないのでしょうか?」

『海の中に神殿があれば海の中も見れるのじゃが。』

「そのアイデアいただきです。簡単な祭壇を用意して、簡易的な海底神殿を作りましょう。」

『確かに、それなら海の中も監視できるのう。』

「そうと決まれば、材料を買いに行きましょう。」


楽ができるかもと思いながらもそれを表には出さず、意気揚々と街に繰り出すメイであった。

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