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前世で魔法使いだった俺、異世界で美少女になる  作者: マーベ
2章 陰謀の王都
22/502

20話 プロローグ

とても短いです。

カクヨムで連載始めました。

???視点

「炎龍を倒したという者が王都にくるそうじゃないか。」

「龍をですか。どのような者でしょうか。」

「学園にも入れない程幼い娘らしい。」

「なんと、そのような娘が…、信じられませんな。」

「儂も信じてはおらぬ。」

「ヘイミュートの小僧が何か策でも弄したのだろう。」

「ヘイミュート辺境伯ですか、彼が何の策も無くこんな事をするとは思えないのですが。」

「そうだな、だからその娘はそこそこの腕なのだろう。」

「そこそこですか。しかしどうしてこんな事をしたのでしょう?」

「報奨金が欲しかったか、王家の覚えを良くしたかったのだろう。」

「もし嘘がバレれば、どうなるかは分かるだろうに。」

「十中八九嘘だと思うが、もしその娘が本物だったとしても所詮は小娘、どうとでもできる。」

「どうやって本物か見分けるのですか?」

「騎士団をぶつける。お前なら勝てるだろう?」

「はい。お任せ下さい。必ずや化けの皮を剥いで見せましょう。」

「いつの間に!話を聞いていたのか!」

「待て、こやつは儂らの味方だ。」

「そ、そうですか。」

「どれほど腕が立つのかは知らぬが、本気の騎士団と戦って勝てるはずもない。それこそ本当に龍を倒してもいない限りな。」

「最強の騎士団長サイレス・ガイル殿ならば必ず勝てますな!」


「ククク。馬鹿なやつらだ。我が何者なのかも気づかないで。小娘には、同胞を殺した報いを受けさせてやろう。我らを敵にまわして無事でいられると思うなよ。」

こうして夜は更けていった。

何を相手にしようとしているのかも知らずに…。

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