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前世で魔法使いだった俺、異世界で美少女になる  作者: マーベ
1章 最強の転生者
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季節SS GW編

季節イベントSS書いてみたかったので書いてみました。

本編とは全く関係ありません。

「聖月?」

「あら、知らないの?聖教会が特別な月って定めてるの。それで一週間は皆仕事を休んで神に祈りましょうって期間よ。私も詳しくは知らないけどお休みをくれるって言うから皆仕事を休むのよ。」

「そんなものがあるんですか。」

「そうなの。それで私たちも旅行に行こうってことになったの。」

「どこに行くんですか?」

「シュエルグっていう港町よ。」

「港町ですか。」

「そうよ、私船や海を見たことが無かったから楽しみなの!」

「私も見たこと無いですね。」

「そうでしょう。一度見たかったからお父様にお願いしたの!」

「私も楽しみですね。」

この世界での旅行は行ったことが無いので、非常に楽しみだ。


旅行当日、カラッとした陽気に包まれて私たちは出発した。

「お父様、シュエルグってどんな町なの?」

「何度も話じゃないか。」

「だって、楽しみなんだもの。メイだって聞きたと思うわよね?」

「そうですね。辺境伯様聞かせてくださいますか?」

「ここまで言われちゃしょうがない。シュエルグはね、大きな船が〜〜〜」

たわいもない話をしながら、旅路は順調に進んでいった。


「おお、ここが港町シュエルグね。立派だわ!」

「カレンちゃん、はしゃぎすぎてはダメだよ。」

「分かってるわ!行くわよメイ!」

「カレンちゃんをよろしく頼むよ。」

「はい、お任せください。」

「メイ〜、早く!」

「カレン、早く行き過ぎです。ちょっと待ってください。」

その後二人で、港や店を見てまわった。

「あ、これお父様にプレゼントしようかしら。」

カレンは、一本のペンを選んでいた。

「喜ぶと思いますよ。」

「そうよね!ウフフ。」


「カ、カレンちゃんがこれを選んでくれたのか?」

「そうよ!お父様に喜んで欲しくて。」

「こんなに嬉しいことがあるとは、死んでも良い!」

「死んだらダメよ!?」

「こんなに可愛い娘を残して死ぬはずないだろう!」

喜んでいるようで良かった。まぁ、カレンが選んだものなら何でも喜ぶだろうけど。

こうして旅行は家族の絆を深めて終わったのだった。

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