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前世で魔法使いだった俺、異世界で美少女になる  作者: マーベ
1章 最強の転生者
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10話 家族の愛

ドオオオン!!

最上位の龍と戦っています。どうもメイです。なんとか魔法の直撃は避けているものの、全身が傷だらけで、ふざけていないと心が折れそうになります、戦局は明らかに悪く、相手が手を抜いているのもあるが、まだ潰れていないのが不思議なくらいだ。

混沌魔法«混沌球(カオスインパクト)»

魔力の差が大きすぎて押し返されてしまう。クソ!ブレスか向こうも終わらせに来たな。


ん?...少し前に混沌魔法や超越強化より強い必殺技があると言っていたのを覚えている人はいるかな?

私は忘れていたよ...。必殺技の名前は空間魔法だ。これならやつを倒せるだろう。

万事休すとか言って恥ずかしいよ...。


炎龍がブレスを放った!それを私は、空間魔法«亜空間結界(ワールドボーダー)»で防いだ。

武器がないから威力が半減するかもしれないけど、わがままを言ってはいられない!

空間魔法«次元切断(ワールドスラッシュ)»

私は手刀を作り、斜めに振り抜いた。

ビキッ!?

そんな音が世界に響いた瞬間、世界はズレた。延長線上にあったものはすべて切られていた。もちろん炎龍も例外ではなく、首を切り落とされ地面に墜落した。


はぁ...はぁ...なんとか倒せた...空間魔法のことを思い出すのがもう少し遅ければ死んでたな。

そんなので死んだら間抜けすぎるから思い出せて良かったよ。


「メイ!」ん?パパか「なんとか勝ったよ。すごいでしょ?」

「馬鹿野郎!死んだらどうするんだ!お前が戦っているとき、俺は生きた心地がしなかった...。」

「ごめんなさい...。」

「お前がたくさんの人を助けたことは誇らしく思う、でも死ぬような目にあってまで見ず知らずの人を助ける必要はないんだぞ。」

「パパ、それでも私は助けられる可能性があるなら戦うよ。」

「そうか...メイがそう決めたのなら何も言わない。」

「うん、ありがとう。疲れたから少し休むね。」

「分かった。」

そう言って、私は父の腕の中で眠りについた。

ありがとう、私を否定しないでくれて...。

空間魔法・・・メイの必殺技だが、使わなすぎて忘れられていた最強の魔法の一つ。

前世の世界にもこの魔法の概念はあり、人間が使える魔法の中で最も強い魔法、超級魔法として知られていた。空間魔法は空間魔法でしか干渉することができないため魔力量の差なんて意味がなかった。

空間魔法«ワールドボーダー»・・・範囲を指定してその範囲を別次元に跳ばす魔法。別次元にあるため外でどんな攻撃をしても意味がない。

空間魔法«ワールドスラッシュ»・・・世界そのものを切ることで、どれだけ防御力があっても紙のように簡単に切られてしまう。切られた世界は世界の修正力で勝手に直る。

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― 新着の感想 ―
[一言] 「お前がたくさんの人を助けたことは誇らしく思う、でも死ぬような目にあってまで見ず知らずの人を助ける必要はないんだぞ。」「パパ、それでも私は助けられる可能性があるなら戦うよ。」 今回は、見ず…
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