Mary
ある街にナータリーという男性がいた。
その男性は、メアリーといういう犬と一緒に、ホームレスの生活をしていた。
男性の日常は、魚を釣ったり、キノコや山菜をとって食べたり売ったりして生活をしていた。
ナータリーはメアリーと一緒にそのような毎日を過ごしている中、川でおぼれている少女を見つけた。
そしておぼれていたので、ナータリーは川に飛び込み、助けてあげた。
そして、何とか少女を助けた後、家の場所を教えてもらい、案内した後ナータリーは川へ行き、魚を釣り始めた。
そしてその後変わったこともなく、10年の年が過ぎとある日、メアリーが病気になった。
ナータリーは看病をしていたが、メアリーは徐々に衰弱していった。
そして一か月が過ぎ、メアリーは亡くなった。
それからというと、ナータリーは生きる希望を日々徐々になくしていき。食欲がなくなってしまった。
そして、ナータリーは水を飲むこともやめて、4日が過ぎたころ、ビルの下で死ぬのを待っていたら、とある女性が通った。
その女性がナータリーを見かけたので、急いで店からパンや肉、飲み物を買ってきて、ナータリーにこう言った。「あなたはこれを食べてください。そうしなければ死んでしまいます。」
そしてナータリーが「私をこのまま死なせてください。私はメアリーという犬を10日前ほどに亡くなり、もう死にたいのです。」といった。
そして女性が言った、「私のことを覚えてますか?私はあなたに溺れているところを助けてもらったものです。」といった。
「そうですか、でも私はあの時、人として当たり前のことをしただけです。」とナータリーがいい。
女性は「私にも人として当たり前のことをさえてください。」
「それでは、お言葉に甘えていただきます。ところであなたの名前は何というのですか?」とナータリーが言うと、驚く言葉が返ってきた。
「私の名前は、Maryです。」
そう、女性の名前は飼っていた犬の名前と同じ、メアリーだったのだ。
そして、女性が「ぜひ私の家に来てください。私はあなたにあの時の感謝をしなければならない。」
そして家へ案内してもらい、家でメアリーの作った豪勢な料理をふるまってもらった。
そして、毎日のように料理をふるまってもらっているうちに、ナータリーも、メアリーも、恋に落ちてしまった。
そして、メアリーとナータリーは同じ家で住むようになった。
そして一年がたったころ、ナータリーは仕事に就いた。そうして数か月がたったころ、結婚をした。
夫婦となり、周りの人も羨むような、幸せな生活をした。