心 の カ ケ ラ … 2
心のカケラ…
そう
みてみたいと
僕は
いった
君の
心の
カケラ…
みてみたい…
どんな色?
どんな模様?
どんな光?
どんな闇…
いつも
ちがう色
いつも
ちがう模様
いつも
ちがう光りかた
今日は
光らずに…
みせてくれる…
君の
心の
カケラ…
何日か
前の
君の
心の
カケラ…
手に取る…
割れた
三角形…
ショートケーキみたいだねって
君は
笑ってた…
まぶしい…
どうして
こんなに
君は
まぶしいのだろう?
君が
笑うたび
僕の
心の
カケラが
つなぎあわさって
ひとつになってゆく…
もとのカタチに
もどってゆく…
君の
君の…
心の…
カケラ…
今日も
ひろい
あつめ
君が
あの時
何を思っていたのか
君が
あの時
何を感じていたのか
知りたい…
君の
心の
カケラ…
黒い…
映るのは
僕自身の顔…
まるで
見通せない
拒絶している
君は
詩が
何なのか
分からない
って
いってた…
けれど…
君は
詩らしい詩をかく
あぁ…
これが
詩なんだって
いつも
想う…
いつも
みせてくれた
君の
心の
カケラ…
ひろうたび
黒くなる…
炭みたいに
崩れ去る…
灰みたいに…
僕には
それ以上
拾い集めることは、出来なかった…。
埋めることもできず
拾うこともできず
集めることもできず
探すこともできず
理由さえ知れず
拒み続けた
君の
心
君の
心の…
カケラ…
あぁ…
そうか…
こんな風に
寂しく
目を
さます…
それが
君なんだ…
僕は
どうやら
ねむっていたようだ…
君の
ことを
想い
答えが
知りたくて…
カケラとは…?
いったい
何か
考えていたら
ねむっていた…
手もとには
まだ
形のない
カケラ
目をさます…
色とりどりの
輝きを
たずさえて
ゆらゆらと
ゆらめいて
夢みるように
眠りから
さめて…
今日も
水面に
光を
うつす…
なに色にも
何色にも
姿を
かえて…
君は
笑う…
光
輝いて…
形のない
心の
カケラ…
もし
よろしければ
あなた様の
心の
カケラも…
見せてはいただけないでしょうか…?
あなた様の
心の
カケラ…
闇にも
光
輝いて…
影にも
姿を
隠して…
拾えるなら
集めれるなら
探し求めて
参ります…
あなた様の
心の
カケラ…
世にも
美しいと
評判です…
もし
よろしければ…
私どもにも
魅せていただけませんか?
あなた様の
心の
カケラ…
是非…
心より
お待ち致しております…